2008年8月1日、恵比寿の深夜カフェとして注目を集めるMERCER CAFEの2号店、MERCER
CAFE TERRACE HOUSE(マーサーカフェ・テラスハウス)が表参道にオープンしました。
まだ開店して2ヶ月ながら、早くも夜7時以降は予約で満席になる日が続き、お店に漂うこなれたニューヨークっぽさに魅了されたお客さまが「SEX AND THE CITYナイト」を催すなど活況を呈している様子。今回の記事ではこの新しい表参道の夜景の名所をご紹介しますね。
眺望最高、NYのペントハウス的空間で遊ぶ
ビルの最上階となる4階と、屋上にあたる5階に、新宿の高層ビル群をクリアに見渡せるスタイリッシュなMERCER CAFEがひろがります。
店内は抜群の眺望を存分に楽しめるよう、壁はもちろん斜めの天井まで全面ガラス張りのペントハウスに。窓の外にはテラス席も用意され、これからのシーズン、昼間の心地よい風と光や、都心ならではの夜の空気を呼吸しながら、実力派シェフが腕をふるうお料理を満喫することができます。
カフェでトリュフ?! フォアグラ?!の驚き
初めて私がこの場所を訪れたのは日曜日の夕方5時過ぎ。レストランを予約していたのですが、その前にどこかで食前酒を一杯飲んでいこうと散歩しているうちにMERCER
CAFEの看板を見つけたのでした。
感じの良いスタッフに店内中央の純白のソファに案内され、メニューを一瞥して軽い驚きに包まれました。店名はカフェですが、メニュー内容はレストランのそれです。中でも目が釘付けになったのは「トリュフライス」や「ゴルゴンゾーラとフォアグラのピザ」などの文字。
次回は夕食に来なくちゃね--そう言い合いながら、オリーブとドライトマトをマリネした小さな一皿を注文し、カンパリ・トニックをいただきました。この前菜も、シンプルながらドライトマトの濃厚な旨みといきいきした酸味が凝縮された逸品。
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