老舗自家焙煎珈琲店で培った“喫茶魂”
2006年11月に誕生したkate coffeeには、”大人好みの”という形容がふさわしく思えます。コーヒーのしっかりした風味、お料理やスイーツのバランスと安定感、過不足のない落ちついた接客、派手でも地味でもない内装の居心地の良さ。
全体をとして感じられるのは、一杯のおいしいコーヒーとともに良い時間を、というスピリット。つまり喫茶魂。肩の力を抜いているけれど、決して手は抜いていないことが伝わってくることが、大人のお客さまにも安心感を与えているのでしょう。
kate coffeeは下北沢の老舗自家焙煎珈琲店MALDIVE(モルディブ)で長く修業した藤枝絵理さんが、グラフィックデザイナーとして活躍する兄、弟の協力を得て3人で開いたカフェ。
センスの良いロゴやお店で発行するフリーペーパーは、絵理さんの兄であり、Coa Graphics & Coa Recordsを率いる藤枝憲さんが手がけたもの。
kateという店名には、どこかクラシックな印象のある外国人女性の名前と、日本語の「毛糸」のふんわりしたあたたかさ、やわらかさが重ね合わされています。