全粒粉のフォカッチャ、全粒粉のピッツァ
SMILEの常連のお客さまの中には、犬連れで訪れる年配の女性もいらっしゃいます。彼女は近くの陶芸教室で先生をしており、この教室に通う人々の間で、まず、SMILEのランチ全品にサービスされる全粒粉のフォカッチャ(写真右)が評判になったのだそう。フォカッチャは毎晩SMILEのキッチンでこねて種を仕込み、翌朝焼き上げていますが、日によってはランチタイムになくなってしまって、午後にもう1度焼くほど。
もうひとつの人気メニューが、同じく全粒粉の生地でつくるもちもちのピッツァの数々。(写真下左:マルゲリータ・1000円)
フォカッチャもピッツァも生地そのものが風味に富んでいながら、あくまでも軽やかな食べごたえで胃を苦しめません。
「毎日飽きずに召し上がっていただくには、重たくないおいしさが大切だと思っています。味に深みを出すポイントは、仕込みの段階から、少しずつ塩を加えていくこと」
シンプルなお料理であればあるほど、仕込みの際のひと手間がものを言うようです。
もちろん、パスタやメインのお肉料理も充実。ワインといっしょの夕食には、最初の一皿として前菜の盛り合わせ、「アンティパストミスト」(1500円)をおすすめします。 (写真下) 盛り合わせの内容は、生ハムとルッコラ、甘さが魅力的な根菜のカポナータ(トマト煮込み)、ガーリックとドライトマトがたまらなく香ばしいブロッコリーのソテー、そして、イタリア式のオムレツ「フリッタータ」など。 具にサツマイモを使ったこのフリッタータのレシピを教えていただきましたので、後日、記事でご紹介しますね。
この日は2人で赤ワインのボトルを1本注文して、前菜の次に上記ピッツァ、それから濃厚な旨味の「自家製ミートソースの生パスタ」(1300円)、柔らかな絶品「プラチナポークのグリル」(1600円)をいただきました。
おいしい食事の仕上げはドルチェ。私が選んだのは濃厚なクレームブリュレにオレンジの香りを加えてさわやかに仕上げた「オレンジ風味のブリュレ」(500円・写真右)。エスプレッソの苦みともよく合う味わいです。
もちろん、カフェですからカプチーノ1杯での利用もOKです。お気軽にどうぞ。
お料理教室も開催
SMILEでは10名ほどが集まれば、お料理教室も開かれる予定。15時くらいから、材料費込みで3000円。
興味のあるかたはお店に直接電話して問い合わせてもいいし、mixiに参加していらっしゃるならSMILEのコミュニティがありますのでのぞいてみてくださいね。コミュニティの名称は「イタリアンカフェ食堂SMILE」です。