おいしく淹れるポイント
(1) 新鮮で高品質なコーヒー豆(スペシャルティコーヒー)を使うこと。コーヒーのおいしさは、コーヒー豆に含まれる油分の中に溶けています。その味と香りの溶けている油分を逃さずに抽出できるのがコーヒープレスです。
一方、あまり品質の良くないコーヒーには、その油分の中に<悪い味>が溶けこんでいます。その場合には油分を布やペーパーで漉しとると、結果的に飲みやすいコーヒーになります。ネルドリップやペーパードリップなどの抽出方法はこうして発達しました。
コーヒープレスの場合、高品質(スペシャルティ)コーヒーを使うのが必須の条件となります。
(2) 淹れる直前に豆を挽く。中挽き~粗挽きで。
コーヒー豆は生鮮食品。粉の状態で保存すると空気に触れる面積が増えるので、酸化しやすくなることを覚えておいてください。豆のまま保存して、淹れる直前に、コーヒー豆をミルで中挽き~粗挽きにするのが理想です。焙煎して2週間以内のコーヒー豆なら安心。
(3) お湯の温度は90~96℃。
新鮮な水を沸騰させ、火をとめてから1分ほどおいて使います。
(4) 抽出する時間は4分。
タイマーをセットしておきましょう。