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カハワ フレンチ+モロッコカフェQahwa(2ページ目)

今、東京で一番「パリの裏町」を感じさせるカフェのひとつ。秋の夜長、テラスでパリ経由のモロッコ料理を堪能しませんか。

川口 葉子

川口 葉子

カフェ ガイド

ライター、喫茶写真家。著書に『東京カフェ散歩 観光と日常』『京都カフェ散歩 喫茶都市をめぐる』(祥伝社)、『街角にパンとコーヒー』『東京の喫茶店 琥珀色のしずく77滴』(実業之日本社)他多数。雑誌、Web等でカフェやコーヒー特集の監修、記事執筆多数。Webサイト『東京カフェマニア』主宰。

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フレンチ+モロッコの奥深い魅力

カハワはフランス人オーナーと日本人オーナーによる共同経営。電気屋さんの作業場として使われていたスペースを改装し、”フレンチ+モロッコ”をテーマに、日本ではまだあまり馴染みのないモロッコの食文化をパリ経由のテイストで楽しませてくれます。

モロッコに対する私たちの一般的なイメージは、おそらく映画『カサブランカ』によるものでしょう。個人的には、放浪の作家ポール・ボウルズが愛し骨を埋めた国として思い入れのある場所ですが、ヨーロッパの人々にとって、モロッコは異国情緒を楽しめる身近な観光地として古くからポピュラーな存在。かつてモロッコがフランスの植民地だった時代もあり、パリにはモロッコ料理店が数多く存在します。

赤い長椅子が並ぶカハワの1階は、パリの裏町のカフェそのもの。奥まった小部屋にはモロッコのランプとアラビア語のポスター。偽階段の裏には一人で本をひろげるのに最適の読書席。

そんなモロカンフレンチの魅力に惹かれてカハワを訪れるのは、もっぱらこの界隈で働く人々や住民たち、そしてオーナーの友人である欧米人たち。特に夜はさまざまな人種が自由にくつろぐ光景が見られ、一種独特の心地よい無国籍地帯に変貌しています。

▼カハワのメニューとショップデータはこちら。
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