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『汽車旅』に欠かせなかった車両とその歴史をたどる 思い出の食堂車(4ページ目)

かつては特急列車だったら必ず連結されていたのが食堂車。今はごく僅かな列車でしか見かけなくなりました。今回は食堂車の歴史と私の食堂車に関する思い出をつづります。

久須美 雅士

執筆者:久須美 雅士

コンビニグルメガイド

1964年(昭和39)の10月に東海道新幹線が開通、東海道線の特急・急行は廃止となり、一世を風靡した東海道電車列車時代は幕を引きます。東海道線時代は『こだま』で東京~大阪間6時間30分だったわけですが、新幹線では約3時間ですから、ゆっくり食事を楽しむ時間がありませんので、新幹線も当初ビュフェが設置されました。新幹線の食堂車は、1975年(昭和50)、山陽新幹線の博多開業時に設置されました。

1972年(昭和47)の新幹線ビュフェメニュー(抜粋)
料理 価格
朝定食(洋) 250・300円
ビーフシチュウ定食 420円
フライドチキン定食 300円
うなぎご飯(お茶付) 450円
カレーライス 180円
スープ 100円
海老フライ 380円
ハンバーグステーキ 280円
ポークカツレツ 250円
スパゲッティ 200円
ハムサラダ 240円
コンビネーションサラダ 200円
ハムサンドウィッチ 180円
ミックスサンドウィッチ 220円
ビーフシチュー 330円
フライドチキン 250円
ご飯 50円
パン(バター付) 50円
チーズ(クラッカー付) 70円
チップポテト 50円
ビール(大) 200円
ビール(小) 120円
ギネススタウト 240円
清酒(特級180ml) 200円
清酒(1級180ml) 170円
ウィスキー(特級50ml) 250円
牛乳 40円
コーヒー・紅茶 100円
トマトジュース 80円
オレンジジュース 80円
コーラ 80円
タンサン水 50円
キリンレモン 80円
プリン 90円
日本交通公社刊『時刻表』1972年10月号食堂車メニューより書写。
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