ヴァランシア
「ヴァランシア」700円 |
一番底の部分は“ビスキュイ・ダコワーズ” へーゼルナッツの豆を粗めに挽いたプードルを使用しているのが決めて。素朴な風味でナッツの味わいがしっかりとした生地に仕上がっています。
次が薄いクレープのようなフィヤンティーヌ(feuilletin)をザクザクと砕いたものがはいった“ミルクショコラのプラリネ”。 このザクザクとした食感が、飽きのこない美味しさを引き出してくれています。
そして、へーゼルナッツがゴロゴロと入った、まろやかな“ミルクショコラのクリーム”に、“ビスキュイショコラ”、そして決め手はスペイン・ヴァランシア産“オレンジのムース”。このムースの程よい酸味と爽やかな味わいが口の中に広がります!
そしてTOPに金柑を薄くスライスし乾燥させたものを施した飴細工が飾られています。
オレンジのムースと複雑なチョコレートの層が抜群のハーモニーを奏でる一品です。 どれか一つ失っては、この味わいがでないでしょう。
まさに完璧なスイーツです。
ケーク・オ・フリュイ
「トランシュ・ケーク・オ・フリュイ」大450円(小220円、ホール3800円) |
2001年のお店がOPENして間もないころ、サダハル・アオキ・パリにネットでオーダーし、空輸でパリからケーキを取り寄せたことがあります。
その時、あまりの美味しさに衝撃をうけました。
フランス南東部のグルノーブル産のクルミや、イタリア・ピエモンテ産のヘーゼルナッツ、スペイン産のアーモン シャラント産のエシレバター、南仏産のイチジクやアプリコット、プルーンなどのドライフルーツ。 ヨーロッパ中の厳選した材料を使用して作られたフルーツケーキの美味しさは格別。 キルッシュが強めに香りますが、それがまた美味。また香り豊かなバターが生地全体をまとめてくれていて材料の全ての風味が一体になったような味わいです。かみ締めるたびに、新しい発見があります。
取り寄せてから、このケーク・オ・フリュイの大ファンになってしまいました。 それからというもの、誰もがマカロンやエクレアを買う中、一人ケーク・オ・フリュイを買ってしまうのです。 現在もオンラインブティックとしてフランス・パリから日本や世界へ発送してくれます。
次のページでは「東京ミッドタウン店の新顔」をご紹介します。
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