東北５県を経由して７杯食べてきたラーメン紀行　“奥の細道”日帰り７杯の旅(3ページ目)

【四杯目】丸竹食堂＠十文字（秋田）　中華そば400

時間は２時も過ぎていたのにまだまだ混んでいます。というより、座って待って居て気が付いたのですが作るのに時間がかかるようです。どうも作れる量とキャパシティのバランスがよくないようで。40-50席あるんですがそのキャパに対応できる生産性がないようです。なので、座れたのはいいのですがそこから延々と待つことになりました。まさか、座って40分も待つことになるとは。時間が余ると思っていたのが間に合わない可能性も出てきました。この時間まで出てこなかったらキャンセルして駅へ向かおう、と思っていたら、ちょうどその時間に出てきました。世の中、こういうものです（笑）。

時間がないので、ぐわぁ～っと食って、お金を置いて、小走りに駅へ。ギリギリ間に合いました。ちょっと時間がかかりすぎる店です。この日だけ、異常だったのかもしれませんが・・・。同じ様なコースを回る人は要注意です。列車の本数が少ないために一本でも狂ってしまうと、あとの予定がガタガタになってしまいますから。

ところで、ここのラーメンですが１分ほどで食べたので（笑）評価半分ですが、かなり透明感のある塩ッ気の強いスープ。もちろん魚は効いています。スープの量は結構多いです。これで400円はかなり安い。三角そばやがすぐ近くにあって550円なのに、この差はすごいですねぇ。だからこんなに人気なのかもしれません。
【DATA】店名：丸竹食堂　住所:秋田県平鹿郡十文字町十文字新田本町7-1　TEL:0182-42-1056　営業時間:11:00-20:00　休日:木曜日　メニュー:中華そば400・中華そば大盛500・中華そばダブル600・チャーシューメン550・メンク中華550

【五杯目】長寿軒＠湯沢（秋田）　ラーメン500

ここは、秋田全体でも結構人気の高いお店。しかも老舗です。メニューはラーメンしかありません。店内改装したためにちょっとしゃれた喫茶店風になってしまった感があり、それは別の意味でちょっと残念でしたが、雰囲気は残っています。ここも女性だけ、４人でやっていました。どうやら、この地域では女性の作るラーメンが多いのかもしれません。

タレをレードルではなくお玉で入れています。随分と大雑把なように見えますが大丈夫かな？とちょっと心配に。でも歴史があるお店なんですから、慣れなんでしょうね（笑）。スープは結構濃厚な豚骨スープ。たぶん白濁していなかったと思います。出てくるだけでスープが臭ってくるほど、濃厚。脂分も多く、こってりと言えます。

麺は黄色の平麺ストレート。40年の歴史がある味わい深い一品です。駅からここに行くまでに息子さんがやっている「ニュー長寿軒」という店があるようですが、味もメニューも随分違うらしいです。
【DATA】店名：長寿軒　住所:秋田県湯沢市大町1-2-33　TEL:0183-73-4707　営業時間:11:00-19:00　休日:水曜日　メニュー:ラーメン500・ラーメン(大)650