青森文化体感の宿「古牧温泉 青森屋」
「古牧温泉 青森屋」外観 |
紅葉シーズンたけなわの青森。岡本太郎氏作の巨大暖炉が圧巻の「奥入瀬渓流ホテル」と、2泊3日のセットで楽しむ人も多いという「古牧温泉 青森屋(以下 青森屋)」。JR三沢駅から徒歩5分、八戸駅からは45分で無料シャトルバスが運行する、青森文化体感の宿です。
ショーレストラン「みちのく祭りや」の舞台 |
どのあたりで、青森を体感できるのかと言えば、まずはレストラン。そのひとつが、青森県を代表する3つの祭り「八戸三社大祭」「青森ねぶた」「弘前ねぷた」の山車が一堂に集結する「みちのく祭りや」。津軽三味線に合わせ、よさこい演舞をくり広げる、迫力満点のショーレストランです。
「みちのく祭りや」の料理 |
提供されるのは、県産のしじみや県栽培のお米を使った「のれそれ ずっぱ塔」と呼ばれる五段セイロや、肉や魚、野菜やきのこでダシを取った汁の中に、南部せんべいを割って入れる「せんべい汁」など。「青森屋」では、この汁を、鶏ガラでコクを出した醤油ベースでアレンジ。南部せんべいにも、100パーセント県産小麦粉を使用しています。
また、こちらのデザートに添えられるのは、三沢商業高校の生徒が考案した「ながいもアイス」。こちらは「ごぼうアイス」とともに、お風呂上がりにも食べられるよう、「青森屋」内の売店でも販売されています。
割烹着姿のお母さんが出迎えるバイキングレストラン
かっちゃ(お母さん)が入口付近の台所で旬の素材を仕込む光景 |
その他、「青森屋」には、「かっちゃんのばんげまんま(お母さんの晩御飯)」をコンセプトにした「のれそれ食堂 ぬくもり亭」も。割烹着姿のかっちゃ(お母さん)が出迎える、バイキングレストランです。
約80種の自慢料理と40種以上の地酒を揃える「のれそれ食堂 ぬくもり亭」 |
こちらでは、県産のほたてを使用した「ほたてご飯」や「せんべい汁」をはじめとする約80種の自慢料理を用意。安心、安全の青森県産食材を取り入れた地産池消コーナーも充実しています。
そのうちの約20種は、第1回「おらほの田舎スイーツコンテスト」のグランプリに輝いたケーキやアイス。南部、津軽、下北の14蔵から取り寄せた地酒も、40種以上と豊富です。
でも、私がこの「青森屋」で、何より感動したのは、馬車の中のグルメ!