テーブルや椅子もハンガリー本店から輸送。
「ジェルボー」東京店店内。奥に、シェフの手仕事が眺められるガラス張りのキッチンがあります。 |
1Fは500席ほどもあり、2Fは披露宴もできるバンケット、地下はバーというハンガリー本店と比べ、東京店は8席と少なめ。でも、本店から輸送したというテーブルや椅子、壁に飾られた20世紀初頭の「ジェルボーハウス」の絵などにより、本場の空気を感じることができます。
左から時計まわりに。ノート(350円)、ボールペン&シャープペン(2,500円)、ショッピングトートバッグ(1,500円)、ジェルボーペン(1,500円)。 |
また、中央には、焼き菓子や「ジェルボー」のグッズが並ぶ棚を設置。これにより、ショーケースでケーキを選ぶ人と、ゆっくりイートインする人の間に仕切りができ、それほど広くない店内でも、騒がしさを緩和できるよう、うまく配慮されています。
また、ショーケースの横のガラス張りのカウンターも必見! 「ゴールデンフランボワーズ」「アプリコット」「イチゴ」「チョコレート」「リンゴ」「レモン」のジャム(1,200円)や、ビターとミルクの「ジェルボーチョコレート(1,200円)」など、おもたせにも重宝しそうな品が並んでいます。
シェフは、タクトを振る指揮者のように。
メディアへの露出は、過去ほとんど断り続けていたという柄澤シェフ。「女性のためのグルメ情報」のために、笑顔で掲載をOKして下さいました(ありがとうございました)! |
シェフ・パティシエは、柄澤忍さん。本店で得た一番の宝を聞いてみると、「ジェルボーを愛する気持ち」だそう。オーナーがスタッフ全員の名前を覚え、「おはよう」と声をかけるその姿勢を見習い、「自分も東京店のスタッフに思いやりをもって接していきたい」とのこと。
と言うのも、なんでもスタッフはオールレディース。現在は、オープン直後ということもあり、短期的に本店から男性のスーシェフが来日していますが、それ以外は、キッチンもすべて女性。なので、「誰かに肩入れするのではなく、タクトを振る指揮者のように、皆に平等に接することができるよう心がけたい」とのこと。
また、もうひとつ、柄澤さんが気を配るのが、ハンガリー人と日本人の唾液の差。「同じものを食べても感じ方が違うので、材料選びや配合に気を使っています」。なるほど。
「ジェルボー」本店(写真:ハンガリー政府観光局提供)。 |
海外初出店の「ジェルボー」。日本にとっては、またひとつ、ハンガリーとの距離を縮める、優雅な一歩となりそうです。
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「ジェルボー」東京店外観。 |
■Gerbeaud(ジェルボー)
所在地:渋谷区神宮前5-51-6
テラアシオス青山1F
TEL:03-3499-0099
営業時間 11:00~20:00
定休日:不定休
銀座線・千代田線・半蔵門線表参道駅B2出口より徒歩約5分
地図:Yahoo!地図情報
【関連情報】
■ハンガリー政府観光局 公式HP
ヘッドライン ジェルボー東京本店
6/18開店