長きに渡る「シャングリ・ラ」と「なだ万」の関係。
白い桜が壁に浮かぶ「なだ万」入口。 |
「なだ万」と言えば、1830年創業の老舗懐石料理店。「帝国ホテル店」「なだ万御殿」「東京ベイ店」など、国内店舗も多数構えていますが、実はこの「シャングリ・ラ」と「なだ万」の関係は、意外にも長きものであったりするのです。
10席のみの寿司カウンター。 |
なぜなら、「なだ万」の海外店のほとんどが、「シャングリ・ラ ホテル」内にあるから。
そのため、「アイランド シャングリ・ラ 香港」で調理長補佐を務めた吉田武彦氏は、「シャングリ・ラ」文化を体得していると言っても過言ではなく、その観点から今回、「シャングリ・ラ ホテル 東京」の料理長に抜擢されています。また、マネージャーには、「シャングリ・ラ ホテル クアラルンプール」で活躍した、毛利哲也氏。
寿司カウンターの仕切りの向こうは、長方形に広がるダイニング。 |
入口では白い桜のモチーフに迎えられますが、店内では、天井から吊られたイチョウのオブジェが、日本料理店らしからぬモダンさで、目新しさを引き出します。
と言うのも、こちらの「なだ万」のデザインは、28Fのイタリア料理「ピャチェーレ」と同じ、アンドレ・フーが担当。日本のエッセンスが、「シャングリ・ラ」のサービスとひとつに溶け合う、2国のDNAを目の当たりにする一角です。
店内は、10席の寿司カウンターと、7席づつの半円の鉄板焼きカウンター個室が2室、そして窓に沿って長方形に広がるダイニングで構成。
価格帯は、「帝国ホテル店」とほぼ同じ。ただし、外国人客が多いことを予測したベジタリアンコースは、ここならではのメニュー。ワインは、「ピャチェーレ」と共用で、常時1,000本用意されています。
【お昼のお勧めメニュー例】
特別和定食 6,300円
季節の彩り野菜ランチ 7,000円
薩摩鹿籠(かご)豚のしゃぶしゃぶコース 6,800円
和風ステーキと寿司盛り合わせコース 10,000円
【ディナーメニュー例】
懐石 桐 17,000円 葵 23,000円
季節の彩り野菜ディナー 13,500円
和三昧ディナーコース 12,500円
黒毛和牛しゃぶしゃぶ 11,000円
黒毛和牛すきやき 11,000円
****** 店舗データ ******
フロア:29F 着席数:116
ランチ 11:30~14:30
ディナー17:30~22:30
次ページでは、アフタヌーンティー「ザ ロビーラウンジ」をご紹介します!