ベネチアングラスのシャンデリアが色鮮やかな空間。
メインダイニング。船越さんと星野さんが座っていたのは、中央の丸テーブル。 |
今回、『水曜ミステリー9 松本清張 生誕100年特別企画 黒の奔流』の撮影で使われた「ラ・ヴァロニカ」は、ベネチアングラスのシャンデリアが色鮮やかな高さ5メートルの空間。
ライトを落としたディナー時のメインダイニング。 |
オークウッドの床には、星の模様が散りばめられ、いかにもドラマのワンシーンを盛り上げそうな神秘的な雰囲気です。
黒の大理石がシックな印象を放つ中2Fのラウンジ。 |
また、撮影の場合、スタッフの人数が多いことや基材を多数持ち込むことなどから、お店を選ぶ上で、広いことは必須条件。そういう意味でも、こちらは、メインダイニングが76席、個室は20席・8席・8席の3室、中2Fのラウンジが44席と、総席数110席を誇ります。
黒の大理石がシックな印象を放つ中2Fのラウンジ。 |
そのため、数人のスタッフが中2Fのラウンジに上がり、階下のメインダイニングからカメラワークを確認する場面も。また、上階から見下ろすと、他のスタッフの動きも一目瞭然のため、個別の指示も飛んでいました。
お料理は、「カメレオン」萩原雅彦さんが監修。
オマールのラビオリ(現在はメニューアップなし・イメージ)。 |
お料理は、東麻布「カメレオン」のオーナーシェフ・萩原雅彦さんが監修。備長炭炭火焼と和の素材のテイストを織り込んだヨーロピアンキュイジーヌです。
パスタ界の革命児と呼ばれるだけあり、そのひと皿は群を抜く美味しさ。昨夏、ディナーに寄った際、ガラスの器で出てきたウニのパスタが、驚愕するほど美味だったのが、今も印象に残ります(夏メニューだったため、現在のメニューアップはなし)。
キッチン担当は、サドレルのパスタ部門を担ったシェフ。
横江直紀シェフ。メインダイニングにて。 |
その萩原氏のお料理を、実際にキッチンで演出するのが、2000年に渡伊し、サドレルのパスタ部門シェフとして活躍した、横江直紀シェフ。その後、オープニングシェフとして立ち上げた「リストランテリーボ」が、長期に渡り、ヴェネチア新聞で1位を獲得した経歴の持ち主です。
左上から時計まわりに。バーニャカウダ、焼きびたしスタイル 契約農家直送野菜をたっぷりと(2,400円)、トリュフ、ローズマリー、炭、海草などの4種のヨーロッパの塩で楽しむ「A5ランクの黒毛和牛サーロインの備長炭火焼き(5,800円/100g~)」、ホタテと野菜のミルフィーユ、カポナータうずらの温泉卵添え、パルマ産生ハムと洋梨が盛られた「季節の前菜三点盛り(6,800円のディナーコースの前菜)」、ドレッシングにバラの蜂蜜を使った「仔牛のミラネーゼ、ソフトシェルクラブとアボカドのフリット サラダ仕立て バラの蜂蜜ドレッシング(イメージ)」。 |
撮影当日は、朝6時30分出で、ドラマ用特別料理を準備。上の写真に見る実際のメニューをアレンジした3品が並びました。
3品盛り合わせ前菜のひとつ「バーニャカウダ」。ガーリックをオイルで煮てソースに香ばしさを出しています。 |
と言っても、撮影では、仕上げたお料理がすべて使われるわけではなく、通常は、少し余分に作っておくもの。それはお料理に限らず、パティシエが作るケーキなども同じ。現場で何かの拍子に崩れることもあれば、ミスで落としてしまう可能性もある。はたまた、TV映りを考え、別の品に替えられることも。
なので、実際の放送で、船越さんと星野さんが口にするお料理も、ひとつの見どころ。3月4日放送の『水曜ミステリー9 松本清張 生誕100年特別企画 黒の奔流』で、ぜひこの辺りもお楽しみ下さい!
【関連情報】
水曜ミステリー9 松本清張 生誕100年特別企画 黒の奔流
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エントランスを入ってすぐの所にあるウェイティングバー。 |
■ラ・ヴェロニカ
所在地:港区六本木1丁目6-1
泉ガーデン5F
TEL:03-5575-8055
営業時間
ランチ平日のみ:11:30~14:00(LO)
ディナー :18:00~22:00(LO)
ラウンジ :18:00~02:00(LO)
定休日:日曜日
南北線 六本木一丁目駅上
銀座線南北線溜池山王駅より徒歩約10分
日比谷線神谷町駅より徒歩約8分
地図:Yahoo!地図情報
食後のコーヒーは、床の星の模様を眺めながら。 |
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