シェフと農園主の北緯40度の出会い

大西ハーブ農園×ラ・ヴェロニカ
左:大西ハーブ農園主・大西さん。右:「ラ・ヴェロニカ」の横江シェフ

暮れなずむ、畑沿いの道。私は、犬の散歩をする、大西ハーブ農園主・大西正雄さんと六本木一丁目のイタリアンレストラン「ラ・ヴェロニカ」のシェフ・横江直紀さんの後姿を、不思議な気持ちで見つめていました。

この二人の出会いが実現するとは。

ここは、青森。約150種のハーブを育てる、大西ハーブ農園です。

「きっと気に入る」という確信が見事的中!

大西ハーブ農園×ラ・ヴェロニカ
大西ハーブ農園から届いたサプライズハーブ

ことの始まりは、銀座のフレンチレストラン「ベージュ東京」のマルシェ。ここで出会ったハーブが、あまりにも美味しく、記事にしたのがきっかけ。

ある日、大西さんから冷蔵便が届き、開けてみると、箱いっぱいのハーブ。
思いもよらぬサプライズに、嬉しいやら、目を見張るやら。そう、これは、まさしく北緯40度からの贈り物。そこには、1枚ずつの葉がしっかりと厚く、香り豊かなハーブがぎっしり詰まっていました。

本当に、独り占めするには、あまりにフレッシュ。使い切れなかったら申し訳ないと思い、そこで、真っ先に思い浮かんだのが、「ラ・ヴェロニカ」の横江シェフ。なぜなら、京野菜をはじめ、素材重視のイタリアンを作るシェフだから。

持ち込んだところ、「横江シェフは、きっとこのハーブを気に入る」という確信が、見事的中。横江シェフは、その日のうちに、大西ハーブ農園に注文の電話を入れていました。

ハーブを通して重なるふたつの思い

大西ハーブ農園×ラ・ヴェロニカ
横江シェフ(左)に畑の説明をする大西さん(右)

そこで、叶ったのが、意気投合した大西さんと横江シェフの青森での初対面。それぞれの胸の中でふくらんでいた、「実際に畑が見てみたい」「見てほしい」という思いが、重なり合った瞬間です。

では、横江シェフが目にした、大西ハーブ農園とは、どのような畑だったのでしょう?

大西ハーブ農園×ラ・ヴェロニカ大西ハーブ農園×ラ・ヴェロニカ

次ページでは、横江シェフが感激した北緯40度のハーブ農園をご紹介します!