3/3 プロポーズの成功率９割のレストラン！ [女性のためのグルメ情報] All About

『流星の絆』で二宮和也さんのシーンを撮影。

メニューが置かれたランチ時の「アルテリーベ」入口。

そんな「アルテリーベ」は、ドラマの撮影でも重宝されるレストラン。『流星の絆』でも、「とがみ亭横浜本店」として使われたのが、記憶に新しいところです。ちなみに、ここの御曹司役を演じたのは、「タテルヨシノ銀座」の記事にも登場した、要潤さん。

撮影は、二宮和也さんがハヤシライスを食べる場面。食べながら、男性店員に味の質問をし、「中華街が近いので、うちは味も少し中華風にしている」と説明されるシーンでした。

この日の撮影は、朝８時～11時。こちらが11時30分オープンのため、必ずそれまでに撤収するのが条件だったそう。そのため、朝早く現れた二宮さんは、寝癖がついたままの頭をポリポリかきながら、いかにもだるそうな声で「ちわ～っす」。それは、まるで独り言かと思うくらいのテンション。

お店の方の話によると、ジーンズとパーカーといういたってラフないでたちだったのもあり、最初は、近所の大学生が入って来たのかと思ったそう。でも、ひとたび衣装に着替えると、さっきまで漂わせていた「僕、眠いんです」というオーラがたちまち消え、風格すら感じたそう。

「でも、撮影の合間は、同じ年くらいのまわりのスタッフとジョークを飛ばし、よく笑っていました。それは、はしゃいでいると言ってもいいくらい。素顔は、失礼ですが、かわいいなと言うか、やっぱり若者だなーと思いました」。

「でも、まわりのスタッフは、敬語を使っていたので、友達感覚と言うより、俳優としての二宮さんに一目置いている感じでした。やっぱり大物なんだなーと思いました」。

ハヤシライスは、TV局の持込み品。

二宮和也さんが撮影の際、座った席。奥のドアの近くの丸いテーブルです。

「二宮さんの着替え場所には、通常、パソコンなどを置いているレストランのバックヤードをお貸ししたんです。二宮さんとからむ男性店員役の黒い制服も、実はうちが貸し出したもの。なので、映っていたのは、実際に私達が常日頃着ている制服です」。

「うちのメニューには、ドラマのキーとなったハヤシライスはないので、二宮さんが食べていたのは、TV局があらかじめ準備してきた持ち込み品。温めなどの最終仕上げだけ、うちのキッチンで行いました。その際、作業をしていた男性が、「ごはんが固そうだなー」とぼそっと言ったので、興味しんしんで覗き込んだところ、そんなつぶやきも何のその。ソースがすごくいい匂いで、とてもおいしそうでした」。

「でも、それは匂いだけじゃなく、ホントにおいしかったと見えて、撮影後は、照明スタッフの方が皆でガツガツ食べてましたよ。「おまえ、食べ過ぎ！」とたしなめ合う声も聞こえたくらいです」。

撮影では、「とがみ亭本店」が洋食店の設定だったため、ハヤシライスだけしかないのはおかしいだろうということになり、お店側では、その日だけ特別にピラフなども用意。でも、それは残念ながら、カットになってしまったようです。

平日のみの限定15食の黒毛和牛のハンバーグ。

ちなみに、実際の「アルテリーベ」では、平日のランチ時にだけ、洋食店らしきメニューが登場。それは、限定15食のみの「黒毛和牛のハンバーグ、アルテリーベ風（1,260円）」。

これは、黒毛和牛を使ったハンバーグに、マッシュルーム入りのデミグラスソースをかけたもの。原価がかかるため、出せば出すほど赤字になるそうですが、ゲストへのサービスとして、かなりロングランで続けているひと品です。

店内入口から外の通りを眺めた様子。

また、ここ「アルテリーベ」は、『家族』では、竹野内豊さんと石田ゆり子さんと一人息子がランチをする場面で、『不信のとき』では、米倉涼子さんと高岡早紀さんが会う場面でも使われました。

秋の「アルテリーベ」周辺の様子。イチョウが絨毯のように敷き詰められた一角。

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「アルテリーベ」が１Fに入るビルの全景。

＜店舗データ＞
■アルテリーベ
所在地：横浜市中区日本大通り11
TEL：045-222-3346
営業時間
ランチ　：11：30～15：00（LO）
ディナー：17：30～22：00（LO）
定休日：月曜日（祝日は通常営業）
みなとみらい線日本大通り駅より徒歩約１分
JR関内駅、横浜市営地下鉄関内駅より徒歩約７分　地図：Yahoo!地図情報