女性のためのグルメ情報/注目のイベント&商業施設

ザ・ペニンシュラ東京 (丸の内)(3ページ目)

2009年に予定される「ザ・ペニンシュラ上海」に先がけ、2007年9月1日、世界で8つ目のペニンシュラホテル「ザ・ペニンシュラ東京」がOPENしました!伝説のホスピタリティが生きる3つのレストランをご紹介します!

執筆者:河野 優美

360度の絶景を眺めるルーフトップレストラン「Peter」。

ザ・ペニンシュラ東京
「ザ・ペニンシュラ東京」の中で最上階の24Fに位置するのが、ロビー階から直通エレベーターで運ばれるルーフトップレストラン「Peter」です。

出迎えるのは、ラベンダー色の葉をひらひらさせたクローム製の樹木。そこは、カウンターと窓側席から構成されるバーエリア。そして、その横のフォレストウォークを通り抜けた先に広がるのが、皇居外苑を中心とする360度の絶景を眺めるメインダイニングです。

新鮮なのは、趣向を凝らしたレイアウト。他よりも一段高くなった舞台のようなステージテーブル、マーキュリー(水銀)を足に使ったガラステーブル、劇場のようにうねりをきかせた扇形テーブルなど、ここでは様々な顔を持つ座席が、曲線の中にうまく配置されているのです。また、サイドには、通る人を察知して映像を変えるモーション・グラフィック・ウォール

この幻想的な演出により、可能にしたのが、「ゲストの潜在意識の中でこの空間の主役としての感覚を味わっていただく」こと。そうコメントするのは、カナダの著名建築デザインチーム「ヤブ・プッシェルバーグ」のジョージ・ヤブ氏とグレン・プッシェルバーグ氏。主役である自分を楽しむこと、人に見られることで感性も磨く、先鋭的かつドラマティックな空間なのです。

シェフは、ロンドンの「サヴォイホテル」で総料理長を務めたフランス人のパトリス・マルティノー氏。世界の味覚を取り入れたインターナショナル・キュイジーヌを、彩り豊かにアレンジします。

シェフのお奨めメニューは、「北海道産ズワイガニのシャルロットとフヌイユのコンフィ シャンパンで風味づけたピンクグレープフルーツのゼリー フヌイユの花のクレームシャンティ」、「ゆっくり火を入れた天然サーモン いちじくのキャラメリゼ じゃがいもの天ぷら スモークサーモンとシブレットソース」、「生姜風味のクレームブリュレを詰めたミルクチョコレートのドーム マンダリンオレンジのソース」など。肉や魚介に果物の酸味を取り入れ、さっぱりと仕上げいるのがよくわかります。

コースはすべてプリフィクススタイル。通常、このスタイルは、選ぶメニューは自由でも、前菜から一皿、メインから一皿など流れを決めているお店が多いのですが、ここは極端な話、全部を前菜にしてもいいし、全部をデザートにするのもありだそう。スタッフいわく、「キュイジーヌと言っても、かしこまった雰囲気ではないので、その日の気分で食べたいものを存分に楽しんでもらいたい」とのこと。

ランチは、3品コース(4,500円)と4品コース(6,500円)。ディナーは、4品コース(11,000円)と6品コース(14,000円)。この他、2,000円~8,000円内で選べるアラカルトと、レイトディナーメニューなども用意されています。

金曜、土曜の19時~23時は、BGMのかわりに、高揚感溢れるDJが入るそうです。

<店データ>
Peter
営業時間
ランチタイム  11:30~14:30(LO)
ディナータイム 18:00~22:00(LO) 祝祭日前は25:00(LO)
バータイム    17:00~24:00
座席数 レストラン128席 バー37席
電話  03-6270-2763

次ページでは、明治41年創業の老舗料亭「京都つる家」をご紹介します!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます