クレーピエが焼くガレットが魅力の「ル ブルターニュ」。
お菓子職人をパティシエ、チョコレート職人をショコラティエと呼ぶように、クレープにも職人名があるのはご存知でしょうか?
テラス席でいただくシードルとガレット。 |
このクレーピエが焼き上げるブルターニュ伝統の味が、そば粉のクレープ“ガレット”です。
それは、厳選されたそば粉100パーセントの生地の上で、卵、ハム、チーズをベースに新鮮野菜などをふんだんにミックスして仕上げる逸品。
緑をあしらった心地良いテラス席。 |
当然こちらでガレットを焼くのは、クレーピエのみ。それも、厳格な審査により「アルティザンクレーピエ」の称号を与えられた職人だけがクレープを焼いています。まさに本物の味だけを伝える名店なのです。
一番人気は甘いオニオンが魅了する「プロヴァンサル」。
ここの一番人気は、目玉焼風タマゴ、有機栽培のトマト、ハム、オニオンのコンフィ、スペイン産のアンチョビ、スイス産のグリエルチーズを使った「プロヴァンサル」。仕上げに何種類ものハーブがブレンドされた「ハーブ ド プロヴァンス」をふりかけた、ガレット・スペシャリテのひとつです。
ブルターニュの絵が飾られた店内。 |
この他にも、グリーンサラダ、ブルーチーズ、くるみ、モミのはちみつのガレット「オーヴェルニャット」も一風変わった味わいを堪能でき、お奨め。また、シンプルが好き!という方には、タマゴと塩、ハムとチーズなどクラシックなガレットも用意されています。
このように、クレープと言うとデザートをイメージする人も多いと思いますが、それは誤解。もちろん甘いデザートメニューもありますが、訪れてみて初めて、食事としてのクオリティーの高さと充分なボリュームに驚く人も多いそう。まずはイメージの打破。何でもそうですが、一歩踏み出した先には、新しい味が待っているものです。
苦味走ったキャラメルが引き立てるそば粉の香ばしさ。
そしてこの日、デザートとしてオーダーしたのが「キャラメル ブールサレ®のガレット」。ブルターニュ産のバターとゲラント産の塩を使ったキャラメルが、程よい苦味でそば粉の香ばしさを引き立てる愛すべき一品です。
トッピングにはオリジナルのヴァニラアイスを添えて。 |
ワインの樽が出迎えるテラス席。 |
これらをいただいた木のテーブルをはじめ、イス、窓の木枠、ドアの取っ手など、店内にあるものはほとんどがブルターニュから運んできたものだそう。ならば、ランチもフランス流に。日本にもたまには忙しい日々を抜け出し、食前酒から前菜、食事ガレット、デザートガレット、食後酒と2~3時間かけて楽しむ習慣が根付いたら素敵ですね。
神楽坂らしい石畳の小道に佇むクレープリーの看板。 |
■クレープリー ル ブルターニュ
所在地:新宿区神楽坂4-2
TEL:03-3235-3001
営業時間
ランチ
11:30~22:30(火~土 LO)
11:30~21:00 (日・祝 LO)
定休日:月曜日
禁煙(テラス席のみ喫煙可)
JR飯田橋駅西口徒歩約6分
大江戸線・東西線・有楽町線・南北線飯田橋駅B3出口より徒歩約4分
地図:Yahoo!地図情報