大山鶏、豚足、昆布、香味野菜を長時間煮込んだスープはまさに絶品!
ニンニクと胡麻のアクセント食べる栄養満点! 九重部屋風ちゃんこ鍋。 |
まずは今回、定番を頼んでみました。こちらは九重部屋風。仕込むのは、同部屋出身・元幕下力士の横山さん。朝から大山鶏と豚足、昆布、香味野菜を長時間煮込み、九重伝統の味を再現してくれます。
具は、鶏肉、油揚げ、椎茸、しめじ、えのき、エリンギ、大根、キャベツ、玉ねぎ、ネギ、人参、ちょっと入っているのが不思議な茄子、これだけ自然の食材が揃った中に
これは余分かなと思うウィンナーと、何でもこいです。
するほどに食欲をそそる香ばしい胡麻の香り。 |
これは、ひとえにスープの成せる技でしょう。濃厚と言うよりは、どこまでも澄んだ味。シンプルに見える透明なスープの中に、幾重にも重なり合った深い旨みが隠れている、そんな腰を落ち着けた味わいがありました。
あっさりに見える澄んだスープの中に隠れているのは、幾重にも重なり合う深い旨み。 |
シメは、きしめん、雑炊、長浜ラーメンがスタンバイ!
野菜をひとしきり食べ終わると、シメには、きしめん、雑炊、長浜ラーメンがスタンバイしています。もしここでスープをしこたま飲んでしまっていても大丈夫! ちゃんと新たにスープを注いでくれます。スープの味よくしみ込む極細の長浜ラーメン。 |
これは、千代大海関が九州出身だからだそう。正確には、大分だそうですが。千代大海というしこ名も、大分の海をイメージして、お母様の美恵さんがつけてくれたものだそう。
そういえば、ここまで来る前に頼んだ一品料理のメニューにも、大分県産のイサキや熊本県産の馬刺し、ブロッコリの明太子ソースなど九州ものが並んでいたっけ。
焼酎も、筆頭は薩摩大海。しっかり故郷の名産を取り入れてありました。
贅沢三昧のつくねを照り焼きソースであえた「鴨とフレッシュフォアグラのつくね」。 |
鍋の気分じゃない日でも楽しめるおいしい一品料理の数々。
ここは、ちゃんこ鍋以外のメニューもかなりおいしいです。それもそのはず。料理人がちゃんこ担当の横山さん以外に3人もいるのです。それぞれが、揚物、刺身、つまみ料理などで秀でた腕を披露する。この分業が、ここのどれを頼んでもおいしい! を成就させているのです。ちなみに頼んだのは、鴨を挽肉にして大きめに切ったフォアグラとともに固めた贅沢三昧のつくねの下に照り焼きソースをひいた「鴨とフレッシュフォアグラのつくね」と、揚げた濃厚手作り豆腐に生ウニをのせて旨み汁をかけた「生ウニと手作り豆腐の揚げ出し」。
生ウニをのせて旨み汁をかけた「生ウニと手作り豆腐の揚げ出し」。 |
次ページでは、千代大海関ってどんな人? 幼稚園ですでに体重が50kgもあった人! 「BIG SEA」の詳細に迫ります!