2/2 DAZZLE （銀座） [女性のためのグルメ情報] All About

天井高９mの壁にしつらえた巨大なワインセラー。

常時2000本のワインが、はれやかな出番を待つ巨大セラー。

花々でいっぱいの入口からエレベーターで８Fに上がると、最初に目に留まるのが銀色のオープンキッチン。ここはわざとキッチンを見せる造りになっているのです。香ばしい匂いと躍動的な手さばき。それらを最初に披露することで、いっそうの食欲をそそる心憎い演出です。

その横の細い通路からさらに上に上がると、そこは天井高が９mもあるダイニングフロア。壁一面を占める巨大なワインセラーが圧巻です。

そこには、数十万もする高級ワインからリーズナブルなものまで、常時2000本。聞けば、値段の高いものほど上の段にあるとか。ソムリエが、階段を上っていく姿を見かけたら、人知れず注目してみましょう！

｢銀座の宝石箱｣の偉名の理由は、160個ものスワロフスキーのきらめき。

巨大なワインセラーをさらに輝かせる160個のスワロフスキー製ライト。

この美しいワインセラーにさらなる輝きを与えているのが、160個のスワロフスキー製のライト。天井から吊るされた洗練されたきらめきが、このお店を早くも｢銀座の宝石箱｣と言わしめる所以なのです。

その証拠に、この度の招待状として、スワロフスキーのペンダントヘッドが送られてきました。粋なはからいですよね。

当日はレセプションで多数の人が集まるということもあり、店内はほとんどがスタンディングスペース。通常は白金台｢ステラート｣同様、｢Y's・Y's｣のインテリアで100席程セッティングされています。

滝島シェフと清水スーシェフ。

それゆえ、お料理もビュッフェ形式。生ハムのフレンチオードブルがあったかと思えば、ペンネはイタリアン。インドのガラムマサラを使った鶏肉料理の後は、トルコのシシカバブ風牛肉の串焼きなど、あらゆるジャンルのお料理が用意されていました。

国籍を超えたコンテンポラリーキュイジーヌを生み出す若干34才の滝島シェフ。

もともとここのコンセプトは、｢コンテンポラリーキュイジーヌ｣。国籍を超えた料理が生み出す新しい風を、ここのオリジナルとしているのです。形態はアラカルトのみ。予算は飲み物も入れて、12,000円～15,000円くらいになるお客様が多いとのことでした。

川西パティシェの自信作！　新川社長のバースデーケーキ。

そんな新しい一皿を生み出すのは、若干34才の滝島シェフ。女性がきれいに見えるよう計算されたライトでも有名な代官山の｢タブローズ｣出身です。

聞けば、それはシェフだけではないそう。ソムリエもパティシェもスタッフの一部もみんな同店出身だそうです。きわめつけは、社長。｢タブローズ｣の初代マネージャーを務め、その後はNo２にのぼりつめていたそう。

そんなやり手の新川社長が、｢ZEST｣を作ったジョン高田氏とともに立ち上げたのが、｢株式会社　HUGE（ヒュージ）｣。ここが｢DAZZLE｣の経営母体です。

しっとりとおいしいスポンジが魅力のビュッフェデザート。

ちなみに、同経営のレストランはもうひとつ。吉祥寺最大級のフロア面積を誇る「cafeRIGORETTO（カフェリゴレット）」。４月１日にオープンしたばかりのスパニッシュ・イタリアンのお店です。

そして、この日は新川社長のお誕生日でもあり、レセプション中盤でサプライズがありました。それは、大きなバースデーケーキ。これを作ったのは、まだ若き27才の川西パティシェ。新川社長が拍手喝采の中、ロウソクを吹き消した後、自らケーキを切り分け、招待客にふるまってくれました。

銀座の夜を幻想的に彩るMIKIMOTO　Ginza２。

帰りにキッチンを通った際お見かけしましたが、22時前でもまだまだ頑張ってケーキを作っていらっしゃいました。お料理同様、デザートもビュッフェだったので、通常のコースで出るものとは違いましたが、この人が作るなら期待していて大丈夫！　しっとりした魅力的なスポンジには、誰もがひと口でとりこになることでしょう。

素敵な時間は、いつもあっという間。今度は記念日にでもぜひ伺います。

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＜店データ＞
■DAZZLE
所在地：中央区銀座2-4-12 MIKIMOTO　Ginza２８F・９F
TEL：03-5159-0991
営業時間：17:30～22:30(ラストオーダー)
定休日：無休
Barスペースのみ喫煙可