キョンシーの襲撃をかわし御札を集めろ
キョンシーのポジショニングが勝利への鍵。ボード狭しとキョンシーが跳ね回る。 |
プレイヤーは、自分専用の道士のコマと、キョンシーのコマの2つを操ります。
手番になるとサイコロを2つ転がします。一方は、道士コマのためのもの、もう一方はキョンシーのためのものです。
ボードは碁盤目になっており、サイコロの目の数字だけ自分が担当する2つのコマを進めます。道士の目的はボード中央にある御札の奪取です。またキョンシーは、他の道士を邪魔するために使います。
そう、キョンシーは跳ねねばならない
道士に牙を剥くキョンシー。襲われたプレイヤーは、相手に御札を奪われてしまう。 |
キョンシーのユニークな動きが上手にゲームに反映されており、なんとも嬉しくなってしまいます。
ゲームの終了は、中央の御札の山が無くなったら。集めた御札をひっくり返すと、そこには得点が書いてあり、この総合計がもっとも高かったプレイヤーが勝者となります。
このゲーム20年前にほしかった!
前回のパーティジョイハンターシリーズでお伝えした『おばけ屋敷ゲーム』には、直接のプレイには関係ないものの、キラキラと光るシールがオマケで入っていました。今回の『霊幻道士ゲーム』にも、それに優るとも劣らない素晴らしいオマケが封入されていました。それは御札! ゲームで使うコンポーネントとしての御札よりもずっと大きいサイズです。
左がゲーム用。右がオマケの御札。コンポーネントの内容を事前にしっていたら、絶対購入していたはず! |
今なら、大きめのポストイットなどを代用するのでしょうが、当時はそんなシャレたものはありませんでした。
ノートの切れ端に、見よう見まねで呪文を書き入れ、セロハンテープの粘着面を外側に向けた輪を作り、それでなんちゃって御札を作ってのは双六屋だけではなかったはずです。
それに比べてこのオマケの御札の素晴らしさよ! あの頃、これを学校に持っていったら、仲間内で一瞬にしてヒーローになれることは間違いなく、さぞかし自慢できたに違いありません。
かえすがえすも惜しい・・・ このゲーム、20年前に手に入れたかった!
本日のキョンシーな関連・参考サイト
テンテンメモリアルHP霊幻資料館
キョンシー電影所
キョンシー道