同じ体験をしたものだけの特権
ゲームを終えた直後の、感想戦もまたゲームの愉しみの一つです。自分側だけではわからなかった、対戦者側からの戦術や視点がわかり、ゲームをより多元的に理解できます。特に熱戦だった場合は、感想戦にも自然と力が入ります。
これは、誰かと一緒に映画やスポーツを観戦し、名場面に共感し合うのにも似て、体験を共有したもの同士の特権です。(もっとも負けた側にしてみれば、感想戦が苦痛のときもありますが……)
スコアシートは歴史の生き証人
久々にソーサリーシリーズの『七匹の大蛇』を引っ張りだしてみた。アドベンチャーシートには、アイテムや戦闘履歴など冒険の足跡がしっかりと記録されている。 |
そしてスコアシートは、忠実なる歴史の証人。
この記録を見ながら、「このラウンドが勝負の分かれ目だったね」とか「ここでの大量失点がなければ、勝ってたのに」など、感想戦の盛り上げに一役買ってくれます。
では、みなさん、ゲーム終了後、そのスコアシートはどうしていますか? おそらく多くの方が、それを廃棄してしまうことだと思います(双六屋も昔はそうでした)
しかし最近では、スコアシートに、遊んだ日付や場所なども付け足し、遊んだゲームのBOXに収め、記録を残すようにしています。それは、記録を残すことの効能が小さくないからです。
スコアシートを残しておくその効能とは→