囲碁棋士の企み
カードには盤目の座標が記載されているばかりではなく、色でも場所を識別できるようになっている。 |
囲碁の普及のために、『CACOMO』という囲碁をベースにした簡易なボードゲームを考案し世に送り出しました。
CACOMOは基本的には囲碁のルールに準拠していますが、このゲームならではの、特徴的な2つのルールがありまます。それは……
2人1組で戦うチーム戦であること。
布石にはカードが必要であること。
ゲームは、卓球のダブルスのように、チームの二人が交互に布石していきます。カコマ(カコモの駒)を置く場所は、5枚の手札(座標が書かれている)によって布石できる場所が限定されています。
ビギナーならではのつまずき
囲碁では、打てる手の自由度と戦略性があまりにも高いため、初心者にとっては、選択肢が広すぎて戸惑う部分もありますが、CACOMOは「交互打ち」と「手札」の縛りによって、選択肢を大幅に刈り込んであり、ビギナーの戸惑いを消去してあります。考案者で「CACOMOの母」こと囲碁棋士の新海洋子五段 |
次は超豪華版CACOMOの登場→