アートなボードゲーム集団saienの秘密 後編(2ページ目)

ボードゲームが日常にある生活

サイトの画像にも使われている棚。あれは撮影用ではなく、日常用なのだ。

工房を見渡せば、コマやコンポーネントで壁一面にはディスプレイがなされ、暖簾にはボードゲームモチーフで独自にデザインされたシルクスクリーン。

ゲームを購入するも、なかなか遊ぶ時間をもてず、積んでおくだけの「閉じいる」プレイヤーは多い。

正直に告白すれば、双六屋もこの例外にもれず、購入しながら遊んでおらず、棚に収めているゲームは一つや二つでない。

ボードゲームは遊んでもらってナンボ

グラフィック担当のhalさん。 ヴィジュアル面での最終決定をおこなう妥協なきアートディレクター。

しかし、saienでは、コンポーネントを飾るだけではなく、時には近所の子供たちにまでゲームを貸し出してしまうほど「開いている」

そう、ボードゲームはコレクターズアイテムではない。飾っておく鑑賞物でもない。

遊んでこそ、人々に喜ぶをもたらすアイテムであり、機能させてこそ輝くエンターテイメントなのである。

そしてsaienの本当の秘密とは→