持つべきものは、南米を旅行している友
会社をやめ、南米をバックパッカーしている友人からネット経由でメッセージが届いた。「こっちには、インカ帝国バージョンのバックギャモンとかあるけどほしい?」双六屋はガイドである前に、バックギャモンプレイヤーである。ほしいに決まってるじゃーねーか! さっそくその旨を伝える。郵送の手続きをとってもらった。待つこと1週間。待望のインカ帝国ギャモンが届いた。(つか、地球の裏側からなのに意外に早く届くのね)
リャマ対コンドル、戦わば・・・
異国で双六屋のゲーム好きを思い出し、お土産を買ってくれる人がいる。これほどうれしいことはない。 |
やはり、外国の民芸品というのは、えもいわれぬエキゾチックな雰囲気をまとっています。そのモチーフがインカならなおさら。
でも、予想外に嬉しかったのは、ギャモンの駒。普通は、ディスク型がほとんどなのだが、インカ帝国ギャモンは、南米に生息するリャマとコンドルのフィギアだったからです!
ギャモンは何セットか所有していますが、フィギアタイプはじめて。
ちなみにボードゲームの収集家にして、日本バックギャモン協会の名誉会長であられる、すぎやまこういち先生は、ギャモンの駒がCIAとKGBのエージェントになっているギャモンを所有されているそうなので、ちょっとだけ斯界の達人に仲間入り気分です。
ディスプレイ用にしました
リャマが相当かわいい。そんなに愛嬌があって、コンドルと戦えるのか? |
あ、あれ、マスに動物がはいりきらん。(ギャモンでは二等辺三角形のひとつひとつがマスになっており、最初に最大5駒を同一のマスに並べる)
特にリャマのヤツ、図体がでかいので、複数のマスにまたがってしまいます。
しかも、サイコロは1個だけ(ギャモンでは、通常、サイコロを2個使用して遊ぶ) たまたま、梱包されていなかったのか、もともと1個しか入っていなかったのか。
また、通常のギャモンボードは「バー」という部位で、4つエリアにパーテーションされているのですが、それもなく、ちょいとマス目を数える時紛らわしいかな・・・
どちらかというと遊ぶための道具というよりも、愛でるための工芸品という趣です。そのため現在では、双六屋の部屋の棚の上にディスプレイ用として鎮座しています。
本日のインカ帝国な関連・参考サイト
インカ帝国の黄金郷、クスコ市街 世界遺産ガイド 長谷川さんの記事地上最大の謎 ナスカとフマナ平原の地上絵 同上