ピースをすり抜け生存領域を広げろ

双六屋はブロックスを友人の家に持参し、友達とその母親を入れて遊んだことがありますが、次に遊びに行ったときに、その家にはブロックスがおいてありました(しかも購入したのは友達の母親!)

ブロックス
ピースの境目は凹、マスの線は凸になっており、ピースを配置したときにボードにカチッと固定されるところが気持ちいい。
ブロックスのおもしろさを端的にいうとボード上で繰り広げられる生存競争のスリルです。

ゲームが進むにつれ、ボードはピースで埋め尽くされ、加速度的に生存領域(ピースを配置するスペース)が減少していきます。

ライバルたちのピースをかいくぐり、自分だけの生存領域を探してピースが広がっていくようすは、菌糸が触手のように先端を伸ばし、成長していくかのような趣です(まあ、見た目は幾何学的なので、バイオバイオな感じではありませんが)

思わぬ隙間を見つけ、すり抜けたその先に、広い生存領域をみつけたときは、安堵と優越感が入り混じった不思議な気持ちになります。


世界的なベストセラーのブロックスですが、双六屋はそのヒットの秘密を、他のアブストラクトゲームにみられない、ある特徴があるからではないかと推察します。


そもそもアブストラクトって何?

アブストラクト(抽象的な)という言葉が示すとおり、ゲームから運の要素と、物語性・具象性を配し、思考に重きを置いたゲームです。

囲碁などは典型的なアブストラクトゲームです。(広義には将棋やチェスなども含まれます)

な~んて、小難しく書きましたが、要は「運の要素がなく、ボードが幾何学っぽいデザインのやつ」があれば、大抵アブストラクトゲームと思ってもらって間違いないです。はい。

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