水戸燃ゆる！第３０回オセロ世界選手権大会(4ページ目)

ついに誕生、世界王者と女王はこのプレイヤーだ

ついにその時はやってきた。幾多の戦いを勝ち抜き、王座に座るのはこの二人だった。

女子世界チャンピオンは辻 淑美選手、そして無差別級・世界チャンピオンは為則英司選手に決定。為則選手はこれで二連覇にして七度目の世界王座。まさに鬼神のごときケタ外れの強さ！



出産のために、一時オセロを休止していた辻女王。そのため棋力は落ちたものの、出産によって精神的に強くなったと勝因を自ら分析する。

鬼の目にも涙

年齢からくる記憶力、体力の衰え、そして世界中のプレイヤーから狙われるプレッシャーなど、今回の大会はいつにもまして厳しかったと振り返る世界チャンピオン為則選手。



数秒前に決着した最終局面。世界チャンピオンとなった為則選手側（白）から見たボード。


さらにこの日の準備のため、家族サービスも返上して、休日はすべてオセロ研究に打ち込んできたことと、そのことに文句もいわず支えてくれた家族に感謝し、涙ぐむ場面も。



試合後すぐに囲み取材を受ける世界チャンピオン為則選手



勝利は誰に捧げますか？　という記者の質問に「家族」と答え涙をぬぐう。

【オセロプレイヤー６億人の頂点に君臨するのは誰だ？】　
【最終予選を勝ち抜いた栄えあるファイナリストたち】
【熾烈極まりない世界チャンピオン決定戦】
【ついに誕生、世界王者と女王はこのプレイヤーだ】
【オセロ世界選手権、フィナーレへ】