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無敵!シンキングハイは存在するか?(4ページ目)

プレイヤーの集中力が極度に高まったとき、超人的な能力が発揮される。相手のカードが透ける、投了図が一瞬にして見える。ガイドはこれをシンキングハイと名付けその正体に迫る。

執筆者:双六屋 カゲゾウ

予知あるいは透視ができる無敵モード。常にこんな状態で戦えればまず負けることなどないでしょう。しかし一流プレイヤーといえどもおいそれと到達できないのがシンキングハイ。何故こんな現象が起きるかという説明は私の手に余りますが、科学的根拠を全く無視して、あえて言わせてもらえば「極限の集中により極度に鋭意になった読み、あるいはインスピレーション」のようなものでしょうか。

ある科学者がこんなことを言っています。物事の答えが天啓のように浮かぶというのは、一つの問題を深く考え続けていると本人がその問題から離れても無意識下でもその処理にあたるようにスウィッチが入る。無意識での解析が終了し、思わぬ時に意識下へとアウトプットされるのが「インスピレーション」であると。

もちろん簡単にこんな状態になれるわけではありません。日常的にあきれるほど熟考、深慮を重ね、そこまでしてもごくまれに訪れる境地に違いありません。

これが事実だとするとある人物の言葉がぐっと興味深いものに思えてきます。

゛Genius was 1 percent inspiration And 99 percent perspiration."
 
「天才とは1%のヒラメキと99%の努力だ」
 

言わずとしれた発明王エジソンの言葉です。歴史的な発明品を作るきっかけはつねに天啓のようなヒラメキからでした。しかしそのヒラメキがどこからきたのか、何故正しいといえるのか説明を求められたら、エジソンもきっと困ったことでしょう。それはインスピレーションであり、正しいから正しいのだとしかいいようがありません。

日常的に最高レベルの思考力で闘っているゲームプレイヤーならば、日々エジソン並の熟考をしているといっても過言ではないでしょう。紹介した脳内現象も次のように解釈したらどうでしょう。

「シンキングハイとは99%の熟考すえにごくまれに導き出される1%の完全に正しい勘(あるいは読み)である」 なんとも強引な結論ですが、これがガイドが捻り出した解釈です。



【関連・参考サイト】 

・シンキングハイにならずともカードを透視する方法がある!
『キョロちゃんに習うカード透視術』(ガイド記事)

・記事で紹介した望月氏の全記事はこちら
『ラスベガスで頂点に立った男』(ガイド記事)

・これが本当のランナーズハイの効果
『落ち込んだ時にはエクササイズ』(心の病気ガイド 中嶋 泰憲さん)


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