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『大玉』に現代サラリーマンの縮図を見た!(2ページ目)

とんでもないゲームが発売されました。その名も『大玉』です。ホンモノの任天堂社屋もゲーム中に登場しちゃいます。あの『シーマン』で巷を沸かせたクリエイターの最新作、その魅力と真相に迫ります!

執筆者:川島 圭太

ホンモノの任天堂社屋もステージとして登場!

↓これがウワサの、任天堂本社ステージだ!

↓ちなみに本物の任天堂本社屋。

3つの熟語のみならず、12の文字それぞれにも奥深い意味が込められているという。

『大玉』というゲームを象徴する“任天道”という三文字。任我無心、天在降臨、道義通命という12文字、3つの言葉の頭文字を語源としています。

それは、武士道が芽生える江戸時代より以前、十六世紀に山之内家が皆伝した精神哲学。戦国時代には、一対一で剣を交えるような紳士的な武士道はまだ存在しておらず、兵士ひとりひとりの命が今よりもずっと軽んじられていた時代。兵士たちが自己の利益を追求することなく全体として無心になれたとき、ひとつの大きなうねりとなって巨大な敵をも打ち倒すことができる……という訓えのことです。

……ぶっちゃけた話、こんな訓えは実在しません。任天堂をもじった言葉遊びです。しかし、山之内家などといった空想の歴史的背景も、『大玉』の世界観とルールを密接に、そして相互に説明するうえで重要な役割を担っています。いつもながら、斎藤氏のゲームデザインは見事です……!

じつは、この記事を書いている時点では、ガイドはまだ任天堂本社ステージには到達していません。むしろ、早くあのステージを遊んでみたくて、夢中でプレイを進めている最中です。ビルが、鉄道が、サラリーマンたちが、大玉によってどのように吹き飛ばされていくのか……想像しただけでもワクワクします。皆さんも、ぜひその目で確かめてみてください!

斎藤由多加氏へのインタビューも公開中! >>
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タイトル
大玉
機種
ゲームキューブ
メーカー
任天堂
発売日
2006年4月13日
価格
6,800円(税込)
ジャンル
人海戦術落城アクション
プレイ人数
1人
(C) 2006 Nintendo/VIVARIUM

【関連ページ】
『大玉』任天堂公式サイト
『大玉』特設サイト

 

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