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「ファミ通」編集者に一問一答!

「ファミ通キューブ+アドバンス」編集者へのさまざまな質問を一問一答形式で一挙掲載!! 普段はインタビューを「する」立場であるゲーム雑誌編集者の素顔を垣間見ることができました。

執筆者:川島 圭太

編集者に聞く「ファミ通」の魅力!”のインタビュー記事では載せきれなかった、「ファミ通キューブ+アドバンス」編集者へのさまざまな質問を一問一答形式で一挙掲載!! 普段はインタビューを「する」立場であるゲーム雑誌編集者の素顔を垣間見ることができました。

Q1.「水ピン」「ローリング内沢」という名前の由来を教えてください。

ローリング内沢 僕が入社した当時は、先輩が後輩のペンネームをつけるという風習があったんですよ。で、当時僕は頭を金髪にしてバイクに乗ってたんです。それを見た先輩が「お前はローリング族(暴走族の俗称)か!」ということで、ローリング内沢という名前をつけられたんですよ。

水ピン 僕もペンネームは先輩につけられたんですよ。僕の場合は大した由来じゃないです(笑)。

Q2.ゲームの面白さに目覚めたのはいつ頃ですか?

水ピン 小学5年生の頃かなぁ。『スペースインベーダー』(アーケード/78年/タイトー)がキッカケでしたね。

ローリング内沢 僕も『スペースインベーダー』です。家の近所の駄菓子屋さんに置いてあって、よく遊びに行ってましたね。

Q3.今までで一番印象に残っているソフトって何でしょう?

水ピン 一番は・・・初代『ファミスタ』(FC/86年/ナムコ)かな。20歳の時にこのソフトが出て、ファミコン本体も一緒に買ったんですよ。

ローリング内沢 僕は、衝撃を受けたのは『マーブルマッドネス』(アーケード/84年/アタリ)ですね。

水ピン 渋いなぁ~(笑)。

ローリング内沢 アーケードゲームのコントローラといえばレバーとボタンが当たり前だった時期に、トラックボールを使って画面内のビー玉を操作しゴールに導くというゲーム性にはすごくビックリしました。当時のゲームにありがちな、“敵を攻撃してうんぬん”というゲーム性じゃないんですよね。ほんとにビー玉を転がすだけなんですよ。でも、すごいハマりました。

Q4.最近ハマったソフトってありますか?

水ピン 最近だと『マリオカート ダブルダッシュ!!』ですね。人と集まって遊ぶと本当に面白い。

ローリング内沢 僕は、ゲームキューブなら『あつまれ!! メイドインワリオ』、プレイステーション2なら『グランドセフトオート3』。どちらもスゴく斬新で。個人的にもっと売れて欲しい(笑)。

Q5.今、個人的に一番期待しているソフトってありますか?

ローリング内沢 僕は『パックマンvs.』が早くやりたいですね。

水ピン 僕は、“ファミ通キューブ+アドバンス編集長”として期待してるのは、『ポケモン ファイアレッド/リーフグリーン』ですね。大ヒットすれば雑誌も売れるぞ~って(笑)。個人的には『マリオ&ルイージRPG』にも期待してます。E3で遊んでみたらすごく面白くて。

Q6.とくに好きなゲームのジャンルってありますか?

水ピン う~ん、とくに無いんですよね。レビュアーとして、敢えて好きなジャンルを作らないようにしていますし。

───では、逆にこれだけは苦手っていうジャンルはありますか?

水ピン 本来、僕はシミュレーションゲームが苦手だったんですけど、やっぱりレビューで数をこなしていくうちに苦手ではなくなりますね。

ローリング内沢 僕もそうです。もともと僕はRPGやシミュレーションゲームとかはあまり遊ばなかったんですけど、数をこなしていくうちにその面白さが分かってきたりします。

Q7.ゲームライターとして、とくに心がけていることは何でしょう?

水ピン 基本的には、どんなに素晴らしい文章を書いても読んでもらえなくては仕方がないので、どんな人にも分かりやすい文章を書くことを心がけています。

ローリング内沢 僕は、対象読者を想定しつつ、それに合わせた原稿を書くようにしています。自分の意見を上手に盛り込みながら。

水ピン あと、僕は長い文章が好きではないんですよ。読んでる途中で分かんなくなっちゃうので。なので、なるべく短く、分かりやすく書くようにしています。

───クロスレビューでも、ソフトの良い点・悪い点を、あの字数制限の中で書き尽くすのは厳しくはないですか?

水ピン 本当はもっと字数を増やしたいんですけど、あまり長くなって読んでもらえなくなっても困るので(笑)。

Q8.この仕事で、一番やりがいを感じるのはどんな時でしょう?

水ピン やっぱり、読者からの手紙を読んでいる時です。月に8千通は届くので全部読むのは大変ですけどね。

───8千通とはスゴいですね!

水ピン とくに「ファミ通キューブ+アドバンス」の読者には純粋な子供たちが多いんですよ。「がんばって雑誌を作ってください」とか、「面白い記事をいつもありがとう!」とか、読んでいて本当に嬉しいですね。

───逆に、一番辛いと感じるのはどんな時でしょう?

ローリング内沢 これも、同じく読者からの手紙です。反響があるとすごく嬉しいですけど、反応が何も無いと辛いです。肯定的でも否定的でも、意見を言ってくれることが何より嬉しいですから。

水ピン このあいだ、僕と本田やよい(「ファミ通キューブ+アドバンス」女性レビュアー)がイイ感じに抱き合ってるイラストが読者から届いたんですよ。それもまた嬉しい(笑)。

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