ソーシャルゲームの隆盛はコンシューマーを駆逐するか

サンシャイン牧場の図
サンシャイン牧場は野菜や家畜を育てるゲーム。友達の畑に行って水をあげたり、野菜を泥棒したりなんてこともできます。
最近、ソーシャルゲームって流行っていますよね。mixiに代表されるソーシャルネットワーキングサービス(以下SNS)の中で遊ぶことのできるブラウザゲームです。このソーシャルゲームを遊ぶ人が最近ぐんぐん増えているとも言われています。有名なのは、mixiアプリのサンシャイン牧場や、GREEの釣り★スタあたりでしょうか。

あまりに人気なので、ソーシャルゲームが既存のコンシューマーゲームに取って代わるかもしれない、これからはソーシャルゲームだ、というような話も時々ですが聞こえてくることがあります。一方で、コンシューマーゲームに比べるとソーシャルゲームは面白くない、ということを言うユーザーもいます。

実は、コンシューマーゲームとソーシャルゲームでは、同じゲームでも全くの別物です。おそらく、コンシューマーゲームがソーシャルゲームに置き換わることは難しいでしょうし、また、ソーシャルゲームの面白さとコンシューマーゲームの面白さを比べることも、あまり意味がありません。

今回は、ゲームをお茶に例えて、このソーシャルゲームとコンシューマーゲームの違いについてお話してみたいと思います。なんでお茶に? と思うかもしれませんね。でも、パッケージ販売と、サービスという違いは、お茶屋さんと、喫茶店に置き換えてみると、同じものを扱っていても全く違うものだということがよく分かるんです。

コンシューマーゲームはお茶屋さん

ツインファミコンをほしがる子の図
ゲームが遊びたいんだ、というお客さんが、高いお金を出してハードやソフトを買うのが既存のコンシューマーゲームの仕組みです。
コンシューマーは、お茶で言うなら、お茶屋さんのような構造です。まず、お茶を飲むには専用の急須を買わなくてはいけません。これがゲームハードですね。急須を買ったら、次は茶葉を買います。こっちがソフトです、色んな種類があります。みんなでお茶を楽しむためには湯呑みも人数分いりますね、これはコントローラーみたいなものでしょうか。

ちなみにコーヒーが飲みたい、となれば急須でコーヒーはいれられませんから、違うハードウェアを買う必要があります。コーヒーメーカーか、サイフォンか。もちろんソフトの方も専用のものが必要ですよ。茶葉ではなくてコーヒー豆ですね。コントローラーは似てるけど、少し形が違ったりします。

こういう風に、1つ1つの物を売っていたのが今までのコンシューマーゲームです。そして、より高機能な急須やコーヒーメーカー、より質の高い茶葉やコーヒー豆を売ることで競ってきました。

ここに、喫茶店が現れました。喫茶店は、同じように飲み物を扱っていながら、全く違う存在です。