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心の底から酷いゲーム『Mr.Pain』(3ページ目)

こんな酷いゲームがあったのか? ドン引きするか、惹きこまれるか。あなたはどっち?

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド

バカバカしさに笑い転げながら、いつの間にか夢中になる

多人数プレイ時に人数分のコントローラが必要になるのはマイナス。
このゲームにおいて筆者が最もオススメしたいのは、多人数プレイだ。
爆破数を競ったり、指示された体の部位を痛めたり、ただ得点を競ったり、様々なゲームモードは単純ながら熱くなれる。

オーソドックスな爆破ゲームにしても、舞台は仕掛けだらけなので、何気なく飛んだ先が爆薬の密集ポイントだったり、なんとなく倒した看板がものすごい連鎖を生み出したりと意外性がたくさんあるのがいい。

ストイックに勝敗のみを追求してもいいが、何せ陽気な外国人が空を飛んでぶつかるゲームだ。肩肘張らずに気楽に遊ぶのが正しい楽しみ方だろう。

ただ、まぁ、ちょっと子供には遊ばせたくないゲームかもしれない。
目を覆うような残虐シーンはないが、ちょっとブラック過ぎる。

また、多人数プレイ時に人数分のコントローラが必要というのはちょっといただけない。同時に一人のみが操作するゲームもあるのだから、一個のコントローラを使いまわせると良かった。

PlayStationStoreには意外な掘り出し物ゲームがゴロゴロ転がっていたりする。他にも『Flowery』や『のびのびBoy』など、安価なゲームが気軽に楽しめるのは嬉しい。
筆者は特に『PixelJunck』シリーズがお気に入りで、どのゲームもデザインが秀逸、直感的に楽しめて芸術性すら感じる。

大作ゲームに疲れたら、ぜひ一度体験してみて欲しい。

さて、次回のメールマガジンでは、ちょっと信じられないくらいの酷いゲームを紹介したい。
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