その他の雑感

Picture Motion BrowserでDVDを作成した。PS3だけでなく、AVCHD対応機器であれば再生可能である。
このほか、一度PCに取り込んだ映像もDVDにAVCHDとして書き出せば、そのままPS3で再生できる。付属のソフトを使えばメニュー画面まで作成可能だ。

ハイビジョンにこだわらないのであればSD画質(DVD程度)での撮影も出来る。こちらのほうが編集などの敷居も低い。音声も2chで保存できる。
また、同じハイビジョン画質でも1920x1080のハイビジョン画質を最高画質として、1440x1080でも3段階の画質が用意されている。

あくまでも個人的な感覚だが、1920x1080だと手振れ補正の効きが弱いような気がした。撮影時間とのトレードオフでもあるが、1440x1080のHQモードがもっともバランスが良いように思う。

それぞれの環境に合わせて使い方を変えていける懐の広さを持ったモデルだと言えよう。
ただ、やはりサイズとの兼ね合いで切り捨てられた部分も少なくはない。

光学式の手振れ補正ではないということで撮影には少々注意が必要だし、レンズの広角側が弱い(狭い)のも欠点だ。ワイコンも装着不可、アクセサリシューを取り付ける場所もない。大容量バッテリーも用意されていない。従来モデルに搭載されていた「ナイトショット」などの暗部の撮影に有利なモードも搭載されていない。
そもそもPS3などの再生環境がないと再生には苦労するだろう。
何せAVCHDというファイルはかなりの能力を要求するので、よほど性能の良いPCでないと滑らかな再生が出来ない。

とはいえ(AVCHD云々は置いておいて)その辺を要求するユーザーはおそらく本機の想定ユーザではない。
ズッシリと機能の充実した上位機種を検討されるが良かろう。

TG1 + PS3 = 思い出のハイビジョン化

旅行帰りに早速上映会、というのも楽しいものだ。

トータルとして、TG1は「より高画質な映像」を求めないのであれば十分期待にこたえてくれる。

何より、ハイビジョン撮影が出来るビデオカメラがポケットに入るという意義は非常に大きい。
ビデオカメラというと子供の卒業式、運動会などを想定される人は多いだろう。確かに、ほとんどの人にとってビデオカメラが活躍するシーンは年に何度もあるまい。

しかし、筆者にとって旅の思い出、日常の何気ないひとコマなどを切り取っておくというのは新鮮で充実した楽しみ方だった。
思うに、写真撮影というのは「はい、じゃ写真撮るよ!集まって!」という感じで時間を寸断してしまう感じがする。そうやって撮影した写真も大事だとは思うのだが、動画の場合、その楽しかった思い出ごと切り取って保存してくれる感じがするのである。

もう少し早くこんなコンセプトのビデオカメラを購入していたら…あの思い出もこの思い出も残せたのに、そう思うと少しばかり残念な気持ちになってしまった。
もし近くに旅行やイベントが控えていて、ビデオカメラの購入で悩んでいる人がいたら早く購入されたほうがいいかも知れない。残しそびれた思い出は記録しなおせないのだから。

HDR-TG1 | 商品情報 | デジタルビデオカメラ Handycam “ハンディカム” | ソニー

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