ゲーム販売に異変

前回は、現在苦境に立たされているゲーム専門店の現状を紹介した。

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家電量販店、大型複合店の台頭、そしてインターネットショップの普及によって広がった販路により、専門店の利点は非常に弱くなっている。

現在は中古ソフト販売などにより持ちこたえてはいるが、優位性という意味では「専門店ならでは」という強みではない。

実は専門店の苦境は今に始まったものではなく、店員などにすれば「何をいまさら」と言った話題だろう。だが、ここ数年で急速に淘汰されているのも確かなのである。
ゲーム販売の現場に、一体何が起きているのだろうか?

見逃せない変化は、WiiとDSの台頭による購買層の変化である。

Wiiの躍進が原因?

 
未だ売れ続けるWii。意外にも、専門店の苦境と無関係ではない。
前回でも話を聞いたゲームショップ経営者は、「現在の新品市場の多くを占めているWii、DSのユーザー層は家電量販店・スーパー、大手複合店に足を運びがち」と語る。
同様にショップの店員も「特にゲームライト層のお客様の利用数が減った印象があります」と口をそろえる。

Wii、DSの大躍進により、客層がいわゆるライト層へと変化してきている。ここで言うライト層はつまり、従来のターゲット層である10代後半~30代の男性とは若干違う。小中学生の少年少女、そしてOLなどの若い女性、小中学生の子を持つ親たちだ。

もちろん従来のターゲット層がそのままWii、DSに流れていることも無視は出来ないが、今回は小中学生とその親に注目してみたい。