大口をあけて待つメーカー、そこに入らないユーザー
東京ゲームショウ恒例、終了間際のコンパニオン勢ぞろい。これは壮観! |
これはビジネスになる、と色々なところでお金になる仕掛けを作り続けてきたゲーム業界。ネットゲームしかり、アイテムを購入する仕組みしかり、携帯電話で簡単に決済できるものしかり。しかしそれは本当にユーザーのことを考えられたものなのだろうか?
同様の違和感は企業の動きばかりが目立っている『セカンドライフ』にも感じた。
こんなことが出来ますよ、あんなことも出来ますよ、というメーカー側のソリューション。それは本当にユーザーのほうを向いているのだろうか? ユーザーが置いてきぼりになってはいないだろうか。
そのひとつの答えとして、ビジネスデイ2日開催、一般公開日の入場者現象という数値に出ているというのは考えすぎだろうか。
東京ゲームショウ2007、PS3の「再スタートの手ごたえ」は感じつつも、筆者はどうしてもゲーム業界全体に浮かぶ先行きの不安感が拭えなかった。