それぞれの『なつやすみ』
北野監督映画でおなじみ寺島進さん。短い時間でもその存在感は流石。 |
PLAYSTATIONR3 Presents | いま、夏休みの大人たちへ
PS3用タイトル『ぼくのなつやすみ3』のプロモーション映像であることは言うまでもないのだろうが、実際に視聴してみると「え?これ『ぼくなつ』?」と驚かされる。
映像から漂うなんとも言えないけだるさ。
3人の登場人物はそれぞれ異なる立場で、それぞれの想いを持ちながら、脳裏には「あの夏」が過ぎる…。
『ぼくのなつやすみ』シリーズに共通するイノセントな雰囲気はなりを潜め、大人でもハッと息を呑む展開を見せるのが見所だ。
通常『ぼくなつ』に求められる真逆をやっているところがニクイ。 |
プレイヤーがそれぞれの夏休みを思い出しつつ、新たな夏休みを追体験できるという『ぼくのなつやすみ』のコンセプトとは180度違い、とことんパーソナルでエッジの効いた映像を入り口としたわけである。
これは非常に逆説的で面白いと感じた。
さて、登場人物たちは果たしてどんな「あの頃の夏休み」を思い出していたのだろうか…?
それではPS3用タイトル『ぼくのなつやすみ3』を紹介しよう。