『Home』と『Second Life』はどう違う?
写真は『PLAYSTATION(R)Store』。こちらもPS3にとって非常に重要なサービスです。 |
また「Hall of Fame(名誉殿堂)」と呼ばれる部屋では、PS3用タイトルで獲得したトロフィー、スコアなどを確認し、さらに他のユーザーに見せたりも可能です。
アイテムを購入することで自分の部屋に家具を設置したり、シアタールームで映画の予告編なども視聴可能。PS3でもっとも弱いと言えるオンラインでのコミュニケーションを補完するツールと言えます。
さらに、開発の開始は『Second Life』が話題になる前後だと思われますが、すでに『Second Life』の弱点と思われる点も数々克服しています。
ITmedia News:Second Life“不”人気、7つの理由 (1/3)
ITmediaにおける上の記事では『Second Life』が話題性の割りに大した人気ではなく、その根拠にワールドワイドのサービスにもかかわらず日本国内のSNSであるmixiの会員数に遠く及ばないことなどをあげています。
『Second Life』の不人気の理由として7つあげられていますが、『Home』においては代表的ないくつかは既に解決済みのようです。
▲要求PCスペックが高い
もちろんPS3の画像処理能力をフル活用。家具を投げても物理演算シミュレーションで処理をすると言う無駄さ加減です。
▲操作が難しすぎる
『Home』では操作の難しさを軽減するために、PSPを模倣したインターフェースを利用して敷居を下げるようです。あらゆるサービスでプレステファミリーを忘れない。さすがです。
他、▲何をするにもお金がいる、▲右も左も広告だらけ、▲人気の場所はエロかギャンブル…などであげられている欠点は家庭向けというプラットフォームの違いである程度クッションできるでしょう。
しかし、当然『Second Life』そのものではないので、いくつかの重要な要素については搭載されないことになります。
大きなものが「3Dオブジェクトの創造」などと言った、ユーザーが創造できる余地がないこと。家具やオブジェクトなどは主に無料・有料で取得することになるでしょう。
また、リアルマネートレードについてもおそらく対応はされないものと思われます。結局は金銭のやり取りになってしまうのでトラブルも想定され、『Home』で対応されるべきものではないと言ってもよいでしょう。
では、『Home』はどのようなサービスになるのでしょうか?