PS3には向かい風ばかり?
1月に開始したPS3のアンケート。これまでに実施したアンケートとは桁の違う投票数と反響で、読者の皆様の生の声を感じることが出来ました。
■関連ガイド記事:緊急アンケート! PS3は生き残れるか?
1週間ほどで途中経過をまとめたのですが、圧倒的とも言える厳しい結果で現状のPS3の追い風を痛いほど実感しました。
■関連ガイド記事:緊急分析!PS3はもはや負け犬なのか?
アンケート開始から1ヶ月間、締め切った結果は途中経過とほぼ変わらず、トップシェアは難しいという意見が多数を占めました。
2007年のPS3はどうなる?
現状はソフト不足で盛り上がりに欠けるのは散々言われていることです。盛り上がるのは年末あたりからだろうとは言われていますが、現実的に『メタルギア ソリッド』などのキラータイトルは発売日が未定になっており、「勝ち」の図式が見えにくくなっているのは確かです。「我々にしてみれば、序盤ではWiiが先行し、PS3が不利な状況に立たされるということは予測済みでした(CS統括本部長 常務取締役 岡村秀樹氏)」
キーマンが語るゲームの今! 進化するゲーム・ビジネス / デジタルARENA
また、PS3が不調と言うよりは比較対照となるWiiが圧倒的に好調と言う現状も考慮に入れなくてはならないでしょう。
ニンテンドーDSとWiiは今や一大ムーブメントと言っても良い状態です。それに比べて不調と言ってしまってはXbox360なども不調と言うことになります。
WiiとPS3ではもともと「家庭用ゲーム機」としての土俵が違います。遊びを追求したものとリッチな映像環境を追求したものでは売れる傾向も違うことでしょう。
それより、リッチな映像環境と言う同じ土俵で1年のアドバンテージがあるXbox360が好調で、良質なタイトルも多く、欧州ではFPS、オンライン対応を大きなウリにして伸びているという現状があります。