現段階で判明しているPS3のローンチタイトルは、おそらく以下の6本だと思われます。
『宮里三兄弟内蔵 SEGA GOLFCLUB』
『リッジレーサー7』
『機動戦士ガンダム Target in Sight』
『GENJI -神威奏乱-』
『麻雀格闘倶楽部 全国対戦版』
『RESISTANCE ~人類没落の日~』
やや大作感には欠けますが、テーブルゲーム、ゴルフ、レース、アクション、1人視点シューティング、ガンダムもの(ガンダムは既にジャンルだと思うのです)が揃っている点はなかなか。
しかしXbox360でかなり力を入れている「大作RPG」のジャンルがまったく死角になっている点が心配です。Xbox360ではミストウォーカーの坂口氏(ファイナルファンタジーシリーズの生みの親)が手がけた大作RPG『ブルードラゴン』『ロストオデッセイ』などがプレイアブル出展され、注目を集めていました。
マイクロソフトブースは話題のソフトがこぞってプレイアブル出展! / ファミ通.com
また、PS2の時代から呪文のようにささやかれていたe-デストリビューションについても言及されました。
PS3でPS2、PS、果てはメガドライブのゲームも配信するというのです。
(メガドライブのゲーム配信についてはセガより「現時点でそのような予定はない」とのコメントがありました)
プレイステーション3にプレイステーション2、プレイステーション、メガドライブのゲームも配信する!? / ファミ通.com
PS3は値下げの公表後、「なんだかゲームも出来る凄い機械」というイメージから「なんだか凄いゲーム機」になってしまったような気がします。もちろん値下げ自体は大いに喜ぶべきことですし、49,980円になったことで購入意欲が沸いたという人も大勢いるでしょう。
しかし、それと同時に“PS3”という未知のハードに対する夢や期待感のようなものがあやふやになって消えてしまったようにも思うのです。
今回の東京ゲームショウ、僕個人の感想としては…PS3の発売までにもう一度「PS3は特別なハードなんだ。決してPS2.5じゃないんだ」と思えるだけの夢を見させてくれる構想が明らかになってくれれば、そんな願いを持ってしまいました
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