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31歳にもなってトロと学校に行ってみた(2ページ目)

『どこでもいっしょ レッツ学校!』は、可愛いポケピ達とまさに「どこでもいっしょ」にいられる作品。意欲的な要素も多く、オススメのタイトルです。

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド

なるほど、先生というのはこういう気分なのかも

 
授業はミニゲーム形式。ポケピに教えるつもりが、意外と自分自身でも勉強になってしまうものがあったり。
ゲームが進行して授業が始まると、プレイヤーはポケピたちにいろいろな事を教えることになります。
最初はポケピたちの質問に答える形になるんですが、ポケピたちに根掘り葉掘り質問されると、小さい子供に「これなーにー?これなーにー?」と、質問責めになったりする状況を思い出してしまいます。

従来は1人に対して言葉を教えていたのが、対象が5人になるとなんとも先生的な気分が味わえるものです。

そして「地理」「算数」「国語」などの授業をこなしていくことになるのですが、それぞれの内容がミニゲーム的で、シリーズ経験者にとっても新鮮なプレイ感覚ではないでしょうか。

暗算の授業で突然「東海北道京-東京=?」などという問題がでて驚くことも。こういった遊び心もならでは、ですね。

それぞれの授業は一度プレイすると「部活」という形で授業後にプレイすることが可能です。その中でも重要なのは「しりとり部」。シリーズでもおなじみですが、教えた言葉でしりとりをすることになります。

コスプレでパワーアップしてしりとり対決!

 
コスプレで並んだ姿は一種異様なものがあります。これも可愛さか?
今回もしりとりは重要な要素で、なんと月に一度他校と「しりとり対決」なる対決があります。3人のポケピを選び、しりとりをし合うという少し面白いルールになっていますが、さらにポケピにコスプレさせることで「攻撃力アップ」など様々な恩恵を受けることが出来るようになっています。

この作品のキモとも言えるコスプレ。
これはプレイ中に様々な条件で得られる☆で購入可能になるもので、着ることによってしりとり対決中に「コスプレパワー」が発動。
しかもちゃんとポケピがそのコスチュームを着るので、しりとり対決中は思わず脱力するほど異様な光景に。

合理的、かつ画期的。従来になく長く遊べるタイトルに

 
ネットに対応することで、世間でも話題の言葉をどんどん教えることができます。このスタイルは「言葉を教える」という主題にぴったり。
さらにさらに、PSPならではの要素として「授業のダウンロード」があげられます。
楽天インフォシークとの協力で実現した機能で、日々更新される最新のニュースからデータを取得し、それらを基にクイズ形式で言葉を教えることが出来ます。

RSSを提供しているサイトなら、好きなサイトを登録することも出来ます。自分のブログを登録して出題することも出来るなんて、これは非常に面白い機能じゃないですか?

日々のニュースや、お気に入りのサイトから言葉を登録できるというこの機能。

文字入力の手間を省くだけではなく、積極的にポケピたちに言葉を教えるという姿勢からも非常に重要な要素と言えるでしょう。
ちなみに僕は自分のブログを登録したのはいいのですが、出てくる言葉のあまりのくだらなさに一人脱力しておりました。

今回は先生という立場から、「ポケピたちに言葉を教える」というシリーズの基礎を突き詰めた内容になっています。このシリーズの一つの集大成と言えるかも知れません。

どこでもいっしょ.com
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