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ボーナスで擬似次世代ゲーム機体験!(3ページ目)

テレビ、AVアンプを揃えればPS2だってもっと高画質&高音質で楽しめる! 今回は『GT Force Pro』を使って次世代機以上の臨場感を楽しみましょう。

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド

次世代機を超えろ! 究極のコントローラー登場!

 
本格的な反面、設置場所に困るのが特徴。とりあえず僕は椅子に固定してみました。意外に快適にプレイできましたよ。
レースゲーム好きなら一度は手にしたいコントローラー、『GT Force Pro』。今回はこちらをロジテック様のご好意によりお貸し頂きました。

このコントローラー、希望小売価格が20,790円(税込)となかなか高価。問題はそれだけではなく、ごらんのように何かに固定して使う設計なので設置場所に困ってしまうというシロモノ。

値段だけでなく住宅事情まで要求するというハイスペックなコントローラーです。

さぁ、映像と音声は次世代機クオリティーを垣間見ることが出来ました。それではもう一歩進んで、究極のコントローラーを使って次世代機を超えてみようじゃありませんか!

超えちゃったね。とりあえずゲーセン超えちゃったね

 
家が一瞬でゲーセンに。確かにレースゲームを遊ぶのであれば一番自然なプレイ方法ですよね。
お貸し頂いたコントローラー、早速フットペダルから伸びるコードをハンドル側に接続し、USBコードをPS2のUSB端子に繋げ、電源を繋いでゲームを起動してみました。

あらあら。それだけでハンドルを認識してしまうんですね。拍子抜けというか、想像していたような類雑な設定は何も必要ありませんでした。

しかもゲーム側が既に『GT Force Pro』を認識しているらしく、『GT Force Pro』に付いている十字キーでゲームモードが選択できます。

よーし。それではハイビジョンを堪能するため、ちょっと部屋の照明を落としてみることにしました。
*皆さんは目の影響を考え、明るい場所で遊びましょう。

アーケードモードの市街地コースを選んでプレイ。レースゲームが苦手なので敵車のスピードを極端に遅くしたのは内緒です。

ロールスタートなのでアクセルはベタ踏み! ハンドルもなるべく動かさずにスタート地点が過ぎるのを待ちます。おおお、早速後ろの車のエンジン音が迫ってきていますよ!

わわ、敵車と接触するたびにハンドルが取られます! これゲーセンの大きい筐体の感覚ですよ! すんごい臨場感です!

いつもは俯瞰視点で遊ぶ僕ですが、今回は臨場感優先でドライバー視点でプレイしております。ドヘタなので凄いスピードでコーナーに突っ込んだりするんですが、その時の迫力は格別! 思わず叫ぶこと間違いありません。

実際のプレイ感覚として、PS2標準のアナログコントローラーでは難しい微妙なステアリングも、実車ならではの感覚で運転できます。
そう。アナログコントローラーでプレイする場合、実はアナログより十字キーで操作したほうが実は操作しやすいくらいなんです。

しかしこのハンドルはしっかりした作りですよ。固定する場所さえ安定していれば気分的にはすっかり実車の運転です。ちょっとアクセルが軽めな感じがしますが、好みの問題かな。

僕は正直あんまりレースゲームが得意ではないんですが、実はそういう人ほどこういった直感的なコントローラーが必要なんだと痛感しました。レースゲームでは必須ですよこれ!

更なる高みに

 
どうです!この日本の住宅事情まったくおかまいなし、設置することを拒むかのような立派さ!導入にはまず引越しが必要かも?
さて、この本格的なコントローラーをさらに本格的に使用するためのオプションパーツがこれ。『sparco racing cockpit Pro』です。『GT Force Pro』を取り付けるためのオプションなのでコントローラーは付属しません。

が、ここまでやればもうレーサー気分でしょう。安全のためにヘルメットを着用したほうがいいかもしれません。…とか思ってしまうほどの豪華さ。

他にも、コクピットを自作してしまうヘビーユーザーも居るようです。

また、2006年1月12日にセガから発売される『セガラリー2006』の発売に合わせて『GT Force Pro』限定モデルも発売されるようです。

こちらは14,800円(税込)と安価なうえ、コントローラーを膝に抱えてプレイできるアタッチメントが付属するという嬉しいパッケージになっています。

Logicool ニュース > ロジクール、「セガラリー2006」完全対応GT FORCER Pro限定モデル「GT FORCER Pro for SEGA RALLY」(LPRC-11000S)を発売


さぁどう来る次世代機

さて、今回はPS2で次世代機気分を味わってみました。実際には描画能力が大きく劣りますが、なんとなくという感覚はつかめた感じがします。

それより収穫だったのは、ハンドル型コントローラーによる没入度の高さ。いわゆるマン・マシン・インターフェース(コンピュータと人を繋ぐコントローラ)によってプレイ感覚と言うのは大きく変わるんだと言うことがわかりました。

そう考えると、案外任天堂の次世代ゲーム機、レボリューション(仮)の画期的なコントローラーなどによる新しいプレイ感覚の方が“次世代”を実感しやすいのかもしれません。
*既に発表されている任天堂の次世代ゲーム機のコントローラーは、赤外線によるポインティングや、コントローラー自身の動きを感知するといった従来にないアプローチがなされています。

さて、次世代ゲーム機戦争の先陣を切るのは12月10日に発売されるXbox360。

まずはハイビジョン映像、5.1chサラウンドによる次世代のゲーム機体験の実力を見ることとしましょう。


■関連ガイド記事:ハイビジョンテレビがアテネとゲームに福音を!

■関連ガイド記事:PS2でホームシアターの設置に挑戦!

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