まずはテーマ。これ基本 |
まず決めるのはテーマ。「人生」「ミカン」「コタツ」などの微妙に抽象的なテーマを与えると、熊がそのテーマに沿った歌詞を書きます。
悩んでます。熊なのに |
師匠は熊の書いた歌詞を気に入るまでチェックします。最初書いてくる歌詞は大体支離滅裂なので、その歌詞のニュアンスを生かして整えるような作業です。自分の気に入るまで何度でもやり直しができますが、あんまりやり直ししすぎると(全部の行をやり直すと?)作詞の名義が師匠のものになるようです。
候補の中から選んであげましょう |
その後メロディの感じをえらく抽象的なニュアンスで伝え、タイトルが決まれば曲の完成です。
曲調ってこんな大雑把でいいの? |
今回はベアボーンに任せてみました |
タイトルは熊が提案してくる候補に対して「いいよ」「まかせる」「それじゃダメ」などと答えることによって決まります。「それじゃダメ」といい続けるとシュールなタイトルが次から次へと出てきて楽しめます。
完成した新曲はすぐ新曲発表会で披露されます。ここが見せ所! テーマにあわせた背景と衣装で弟子が歌う姿は感涙ものです(誇張アリ)。
それっぽい曲紹介の後 |
熊が歌います |
ここで必見(必聴)なのはやはり音声合成による熊の歌声! 渋みの効いた熊の歌声に聴き惚れること間違いなし(誇張アリ)!
まぁ実際にはややぎこちない歌声だったりするんですが、コブシの聞いたビブラートがやたらそれっぽかったり、「音声合成ってここまでできるんだ!」という意外性の意味でも楽しめるものだと思います。
また、熊に新しい言葉を教えることができるんですが、そうやって教えた言葉を歌い上げるさまはなんとも愛しいものです。
熊は師匠の部屋にいる間、好き勝手独り言を呟いたり突然どこかに出かけたりします。師匠に向かって質問することもあるので、質問の答えを選んだり、また「言葉を教えてもらえませんか?」と頼まれた時に言葉を教えたりもします。言葉を教える手順は『どこでもいっしょ』と通ずるものがあります。
質問してきたり |
言葉を教えたり |
こうして熊と暮らしながら新曲を作り、いろいろな賞を獲って演歌のスター街道を上り詰めます。残念ながら我がベアボーン重装甲はまだ最高2位ですが、いつか演歌の頂上を我が手に! と狙い続けているのです。
さて、それでは今回はうちのベアボーン重装甲の自慢のヒット曲のうち、特に気に入っている曲を披露しましょう!