■今年発売! PSPはどうなる? |
・ついに公開されたゲーム画像!
ソニー・コンピュータエンタテインメントが発売する初の携帯ゲーム機。それがPSPです。発売は今年の末、価格はまだ未定。未だ謎のヴェールに包まれた新ゲーム機なのです。
「携帯ゲーム機としては破格のクオリティー」と呼ばれるPSP。ゲーム開発者向けのカンファレンスでPSPの画面が初公開されました。
その画像から推測するに、能力的には恐らくPSをかなり上回るでしょう。PS2をも上回ると言われています。その能力を使って作られるゲームとはどんなものになるのでしょうか?
恐らく従来の携帯ゲーム機、ゲームボーイなどとは違ったゲームが生まれる事でしょう。その理由は3D処理能力の高さ、そしてディスクメディアを採用したという点です。
今までにない3D処理能力により、世代的にはスーパーファミコン等に準ずる内容だった携帯用ゲームで、PS2のような本格的3Dゲームをプレイ可能になるでしょう。PSPの3D能力についてはこちらの記事が詳しいので参考にしてください。
また、ディスクメディアを使用することにより、ROMメディアを採用した従来機種に比べてゲームの単価が下がることが期待できそうです。PSでお馴染みのSIMPLE2,000シリーズのように、安価に楽しめるタイトルが発売されると嬉しいですね。採用されたUMDというディスクが安価で供給されるのが期待されます。
また、その優れた画像処理能力をゲーム以外の何に使うか? が最大のポイントといえそうです。無線LANを内蔵することもあり、PCなどとも連携できそうですね。
・任天堂の新携帯ゲーム機は?
2画面を利用するという任天堂の新携帯ゲーム機、ニンテンドウ・ディーエス(コードネーム)。同じ携帯ゲーム機としてPSPは競合するのでしょうか?恐らく競合はしないだろう、と僕は思います。
任天堂の新携帯ゲーム機は2画面と言う特色を生かした、あくまでゲーム機然としたものになるでしょう。対してPSPは携帯AV機器としての側面が強いと思われます。
携帯文庫、モバイルムービー再生機器、映画の再生機器、音楽の再生機器、ネットワークウォークマン、ネットビューアなどなど。
任天堂がゲームをメインのコンテンツと考えているのに対し、ソニー・コンピュータエンタテインメントは音楽や映像など様々なものをコンテンツと捉えているようです。