新武将、はっきり言ってハマります。かなりやり込み度の高い内容です。
その手順を紹介しますと。
■名前、キャラクターを選ぶ
■12回にわたる修行をこなす
■登用試験を受ける
という感じになります。
修行はミニゲームになっていて、ただただ敵を倒し続ける“剣豪”、迫り来る敵を着実に弓で攻撃する“剛弓”、敵の放った弓をタイミングよくはじき返す“心眼”などがあります。
中でも城内の出口を探して一刻も早く脱出する“突破”という修行は、『戦国無双』ならではと言えるでしょう。
最初に名前を決め、修行をこなしていくと、修行結果に応じて能力値が上下します。選べる修行は最初数が少ないものの、クリアするごとに増えていきます。
修行それぞれに初級、中級、上級とレベルがあり、初級である程度の結果を残すと中級、中級でよい結果を出すと上級という風に徐々に高い難度の修行に挑戦することが出来ます。
それぞれの修行は“腕試し”というミニゲームとして好きな武将で挑戦することも出来ますが、プレイで成長した武将でのミニゲームと違い、新武将では強まっていないキャラクターで挑戦するためなかなかてこずります。
■私好みのあなたにしたいの
新武将ではさまざまな戦略が必要になってきます。
修行で受けた傷はあまり回復しないので、修行の代わりに休息を取ることも出来ます。
ですが12回という限られた修行の中で、なるべくなら1回とて無駄にしたくないのが本当のところ。ということで、なるべく休息を取らなくてもすむように修行を選ぶ必要があるでしょう。
例えば“剣豪”では突忍を倒すとかなりの確立で全回復のアイテムが出るのであてにしても良いでしょうし、馬に乗って進む“馬術”でも回復アイテムを入手することが出来ます。
これらの修行を上手に織り交ぜることで、休息を取らなくても12回の修行をこなせるようにしたほうが良いでしょう。
また、修行によっては武器を剣、槍、薙刀から選ぶことが出来ます。選んだ武器によって能力値の上下も変化しますし、また修行のやりやすさも変わってきます。
どのような武将にしたいかを考えながら、修行の順番を考えて、なるべく良い成績を残せるように修行をする。これだけで非常にやり込み度の高い内容といえるでしょう。
登用試験に合格すれば保存して無双演武などにも使えるようになります。
■新武将でも大活躍
新武将用の無双演武にもシナリオ分岐があり、エンディングも2種類用意されています。登用試験時には織田家、今川家などから仕官先を選ぶことが出来ますが、残念ながらシナリオには影響しません。
しかし専用のレベル5の武器もあるので、自分好みに育成して「このキャラクターは奈落用」などというのも面白いものです。
■ぬるいやり込みゲーマーを目指す!
ファミ通.comのやり込みチャンネルを見ると、やり込み自体が一つの作品と呼べるような映像を観ることが出来ます。
驚くほど短時間でクリアしたり、アイテムを制限してクリアしたり。
僕のようにぬるいゲーマーにはそこまで時間を割いてやり込むことはなかなか出来ませんが、1つのゲームをやり込むことによって楽しみつくすのは可能です。
思えばファミコン時代、大して面白くも無いような香ばしいゲームも、自分なりの楽しみ方を見出せるまでやり込んだものです。
時間をかけず、手軽にゲームを楽しむのも1つの楽しみ方といえます。が、気に入ったゲームをじっくりとやり込んで極めてみると、忘れていたゲームへの情熱が思い出せるような気がします。