■まだ様子見かッ!? |
さて、DVDプレイヤーとしてはかなりの機能アップをした新型プレイステーション2ですが、現在プレイステーション2を持っていない人が購入に踏み出せるほど魅力的なモデルになったのでしょうか? また、買い替えが必要なほどの機能アップと言えるのでしょうか? 結論から言えば、環境にも拠るでしょうが買い替えの必要はないでしょう。 プレイステーション2でのプログレッシブ再生を期待していた人の多くは、おそらく既に対応プレイヤーを購入しているでしょうし、今まで購入を控えてた人が購入に踏み切るほどクリティカルな要素ではないと思います。 PS2が2000年3月4日に発売されて3年以上。ゲームキューブ、Xboxなど新しいハードが発売されて、スペック的にも見劣りする部分が出てきました。そういった見劣りする部分を水準までスペックアップしたものが新型プレイステーション2と言えるでしょう。 それでは、新規でプレイステーション2を購入したい人にとってベストな購入タイミングといえるのでしょうか? 特にプレイステーション2でネットワークゲームが楽しめるBB Unitが単体で発売され、以前のように類雑な手続き(以前記事でまとめましたので是非ご覧ください)を取る必要がなくなりました。BB Unitの購入を悩んでいる人も多いのではないかと思うのです。 これも、少し待ったほうがいいというのが僕の結論です。その理由の一つに、年末に予定されるPSXの発売があります。 PSXには120GBのHDD、そしてLAN端子が付くといわれています。つまりBB Unitとして必要なハードウェアが内蔵されているのです。当然ネットワークゲームにも対応するのではないかと予想されます。 追記(8/4):PSXにBB Unitの機能が搭載されるとアナウンスがありました。詳しくは補足記事を参照。 新型プレイステーション2、そしてBB Unitの機能がPSXに内蔵されるとすると、PSXを買えばすんでしまうわけです。そこで問題になってくるのが「PSXはいったいどんなハードなのか?」「PSXは必要なのか?」の2点です。 それでは次回はPSXについて徹底的に検証してみましょう! |
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