■パチンコとゲーム業界 |
そうそう、パチンコ業界とゲーム業界も結構関係が深かったりするんですよね。セガとサミーが事業統合したりとか。 そうだね。ゲームメーカーがパチンコの液晶のソフトウェアを開発している例も少なくない。 はいはい。 パチンコの新台が発表されてすぐにプレイステーションとかでパチンコシミュレーターとしてゲームになってたりすることが多いけど、パチンコの発売元とゲームの発売元を見比べるとその関係がおぼろげながらに見えてくる事がある。 あるゲームメーカーの人に聞いたんですけど、パチンコシミュレーターって意外と売れるみたいですよ。アレって何かの役に立つんですか? ファンアイテムとしての一面もあるんじゃないかな。後は台を分析するとか、リーチパターンが見たいとか。動きも結構リアルだし、釘の開き具合を調整できるものも多い。玉の動きと釘の関係を研究するにはちょうどいいだろう。 他にもゲームメーカーが自社のゲームをパチンコに仕立て上げる事もある。ざっと数えても『パックマン』『マッピー』『パロディウス』などなど。先日登場した『CRコットン』は知る人ぞ知るシューティングゲームの人気作『コットン』が元だし、なんとナムコのシューティングゲーム代表作『ゼビウス』もパチンコになる。そのうちセガから『CRソニック』なんて出るかもね。 それは楽しみですね! 最近のパチンコはゲームとか映画、アニメなんかが題材になっていて親しみやすいイメージがあります。ゲームもパチンコのイメージ向上に貢献しているかもしれませんね。 そうだね。そういった動きの背景には高度なグラフィックチップ(画像を処理するチップ)が使われ始めたというのがある。プレイステーションのグラフィックチップやドリームキャストのグラフィックチップも使用されてきたし、現在の台はさらに高度になっていて3Dの表現力はゲーム機に引けを取らない。今後、さらにゲーム業界とパチンコ業界の協力体制は強まっていくんじゃないかな。 なるほど! 今日は勉強になりました。 初心者用の話ばかりになっちゃったからねぇ。また機会があったらもうちょっと突っ込んだことも教えてあげるよ。 その時はよろしくお願いします。 |
■加藤の一言 |
今回は「一回もパチンコをしたことがない人」を対象として話をしてもらいましたが、いかがだったでしょうか。業界人さんには他にも面白い話が聞けましたので(かなり危ない話も)、また次回お話しすることにしましょう。 |