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プレステとパチンコの不思議な関係 パチンコの仕組み(3ページ目)

プレステとパチンコの不思議な関係を、業界人を交えて紹介しまっす! パチンコってどうやるの? といった疑問から大当たりの秘密まで! 読んでおいて損はないハズ?

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド


攻略法は存在しない?
とにかく大当たりすればお金が儲かるわけですね。

(苦笑いしながら)そうだね。パチンコで生計を立てているパチプロと呼ばれる人たちは、大当たりまでの投資金額とかいろんな情報を分析している。問題はそんなに簡単じゃないんだけど、大当たりしない事には話にならないね。

テレビでたまにやっているような、簡単に大当たりを引いちゃうような方法とか、「そろそろ当たるな」とか言う動きってないんですか?

まぁあったら苦労しないんだけど…。うーん…。基本的には無い、と言っていいだろうね。そういうことにしておいてください。
あとパチンコの大当たり確率については勘違いしている人も多いだろうから、一通り説明しておこうか。

お願いします。

たとえば『CR新海物語』は大当たり確率が315.5分の1、とされている。これはスロットが回転するたびに、315.5回に一回の確率で大当たりを引くことが出来るという意味だ。

で、これはよくパチンコをやる人にも言う人がいるんだけど、「これは当たる流れだ」とか「こういう外れ方をするとそろそろ当たる」とか。

あぁ、聞きますね。

実際にはパチンコの大当たりって言うのは、玉がスタートチャッカーを通過したときにはもう決まってるんだ。

ええ!?

だから、長い長いリーチアクションで一喜一憂しようが、そろそろ当たるかなーとか思ってようが、とっくの昔に大当たりかどうかは決まってるんだね。パチンコには保留玉というのがあって、スタートチャッカーに入った玉を4つまで記憶してくれるんだけど、この保留の時点で大当たりか外れかは決まっている。

じゃ、すごく長いスーパーリーチがかかっていても…。

そう。最初から外れのときもある。面白いのは、図柄が動き始めるずっと前の時点で既に当たりが決まっているというところかな。だから打ち方が上手だから当たりを引けるとかそういう技術は一切関係ない。

最近のパチンコにとって一番大事なのは、とにかくよく回る台を探すことだね。大当たり確率が同じ台だったら、より多くスタートチャッカーに入る台のほうが確率が高いってことになる。

意外ですねぇ!

だから理論上は波なんて存在しないんだ。玉がスタートチャッカーに入るたびに、315個の中にひとつだけあたりのあるクジを引くようなものだからね。「こういう流れだと当たりが近い」とか、そういったオカルトめいた話も多いしそれも一つの戦略だけど、あまりオススメはしないね。

じゃあ、パチンコをするときはどんな所に気をつけるべきなんですか?

そうだねぇ。まず大当たり確率などのスペックを理解したい。当たりやすくて出玉が少ないタイプ、当たりにくくて出玉が多いタイプ、連荘しやすいタイプ。それぞれに換金率などのホールの性格付けがあるからね。最初のうちはなるべく大当たり確率の高いものを狙いたいところだ。1/315.5がひとつの目安だね。

なるほど。後、よく「釘を見る」と言いますが。

昔に比べると釘の重要性は低くなったといわれるけども、やっぱり大事だね。機種にもよるけどスタートチャッカーの真上、ワープホール周辺などの釘には注目したい。この辺は少々経験が必要だと思う。わかりやすい区別として、換金率の低いホールほど釘は甘い(=開いている)傾向にある。大当たりしたときの儲けが少ない分、遊べるようになっているから初心者にオススメだ。

基本的に大当たりの確率が同じなら回数まわしたほうが当たりやすいよね。だから良く回る台を探す。パチンコ攻略雑誌なんかだと、この機種は1000円で何回まわすと収支が合うというベースが載っている。コレを参考にするのもいいと思うよ。

そうなんですかー。覚えておきます。
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