■ホラー気分を楽しみたい |
---後ろを振り向けなくなる恐怖感 現代社会において、恐怖の体験というのはなかなか無い体験かもしれません。しかし、自分の後ろに気配がする時…お風呂場だったり寝室だったりベランダだったり、誰もいないのに妙に物音が気になったり、影が横切ったりした気がする時はありませんか? 例えば、今、自分の家の中でなんとなく気になるところを何箇所か挙げてください。そう。その場所。その場所に、あなたが薄々感じている招かれざる客が居るということなのです…。 |
●クロックタワー3 |
恐怖心が限界に達しないようにエスケープ という心霊的な話も怖いのですが、お化け屋敷なども充分怖い。特に音で驚かされたり追いかけられたりする恐怖といったら! 自分が弱者であり、何か強いものに追われているという感覚はとても強い恐怖心を感じさせます。『クロックタワー3』のヒロイン、アリッサはまさにそういう存在。 アリッサは何故か様々な怪人たちに命を狙われています。敵対する怪人たちに対してあまりに無力なアリッサ。彼女は怪人に追い詰められると恐怖心が募り、やがて耐えられなくなり、最終的には…。 私たちはアリッサの恐怖心が限界に達しないように、上手に隠れなければなりません。物陰に隠れ、移動し、見つかったら全速力で逃げる! このゲームは「ホラーアドベンチャー」と名づけられている通り、逃げ切ることが大事なのです。追われるものの怖さ。あなたは耐えられるでしょうか? クロックタワー3 カプコン アドベンチャー 2002年12月12日発売 6800円 |
●歸らずの森 |
呪われた洋館に閉じ込められた少女を3人の仲間が救出! 「とおりゃんせ、とおりゃんせ。ここはどこの細道じゃ。天神様の細道じゃ…」幼い頃に慣れ親しんだ子守唄。何気なく唄っていた子守唄の数々も、大人になって意味を知ってみると意外と恐怖を感じさせるような内容だったりしますよね。 子供の頃は平気だったのに大人になると出来ない事、数えてみると結構あるんじゃないかと思います。僕が子供の頃無邪気に探検した近所の廃屋だなんて、今では不気味で近寄ることも出来ません。 今思えば、子供の頃は恐怖心より好奇心が勝っていたのかもしれませんね。 『歸らずの森』は、洋館に閉じ込められた少女を3人の仲間が助ける物語。朝までに洋館を抜け出さないと、4人とも館の怨念に取り込まれてしまいます…。 あなたは3人の個性を生かし、この呪われた洋館から逃がしてあげなければなりません。時には選択肢を選ぶときに時間制限があったり、仲間たちが疲弊すると幻覚を見たり、聴こえないはずの音を聴いてしまったり…。恐怖はますます募っていきます。 このゲームで、少年の日の肝試しを思い出してみるのはどうでしょうか。 歸らずの森 グローバル・A・エンタテインメント ホラーアドベンチャー 2002年12月26日発売 5800円 |