ダーククラウド | |
機種 | プレイステーション2 |
メーカー | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
発売日 | 2002年10月24日発売 |
価格 | (ベスト版3000円、中古1980円程度?) |
ジャンル | RPG |
■RPG好きに捧ぐ? |
RPGの好きな人に「オススメRPGってある?」と聞かれると、意外と困ってしまう時があります。 RPGファンには好みがはっきりしている人も多く、『ファイナルファンタジー10』を薦めれば「シナリオ重視でゲームが面白くない」などと言われたり、『ヴァルキリープロファイル』を薦めれば「なんだかヘンテコで遊びにくい」と言われたり…。 最後には僕も「ドラクエみたいなのがやりたければずっとドラクエやってなさい」とか思ってしまうのですが、確かにRPGって遊ぶ側の好みがはっきり出ますよね。 今回中古ソフトとして紹介する『ダーククラウド』は、既に2年も前に発売されたゲームです。当時は綺麗に見えたグラフィックも今となっては「プレイステーションよりはきれいかな」といった程度。ゲームスタート直後の設定は「滅ぼされた町を復活させる」という内容で、ドラマティックな展開や豪華なムービーもありません。 でも、僕はこのゲームをあえてRPGファンにオススメしたいと思います。 |
■飽きさせない! |
このゲームは基本的に「ダンジョンに潜って、滅ぼされた街のパーツを拾ってくる」という内容です。ダンジョンではアクションを駆使してモンスターと戦い、道中に落ちている「街のパーツ」を地上に持ち帰ります。 地上では拾ってきたパーツを自分の好きなように配置して街を復活させるんです。この通称「ジオラマパート」が『ダーククラウド』のキモ。完全に自分の好きなように配置しても良いのですが、住民の声を聞いてリクエストを聞いてあげると(川の横の家がいい…等々)良いアイテムが貰えたりします。そこにパズル的な楽しさもあります。 もしあなたが超豪華なグラフィック! 壮大な物語! などに食傷気味なら、ぜひ一度『ダーククラウド』を手にとって遊ばれるのをお勧めします。ダンジョンを攻略する楽しさ、アクションを駆使する戦闘、パーツを集める楽しさなど、ジャンルに捕らわれないゲームの楽しさを再認識できるかもしれません。 また、ゲーム性を受け継いだ新作『ダーククロニクル』の存在も気になるところです。『ダーククラウド』での不満点が解決されているといいのですが! |
■加藤チェック!■
- 箱庭的楽しさ!
- やや面倒くて単調。
- シナリオとグラフィックには期待しないこと! ゲーム性に期待!
■『ダーククロニクル』はこんなだ! |
サービスとして、2002年11月28日に発売される新作RPG『ダーククロニクル』の画面写真を紹介しましょう! 画面イメージが一新! より親しみやすく。 ガイコツと戦っているのも主人公。今回は主人公が二人いるのです。 なんとメカに乗って攻撃! 様々な新要素が楽しみ! |