■SCEIブース |
東京ゲームショウでなんと未公開タイトル5本を一気に発表したSCEI。正直「おお!」と驚くようなタイトルはなかったような気もしますが、人気のゴルフゲームがオンラインに対応した『みんなのGOLFオンライン』や世界同時発売となる『ラチェット・クランク』などは気になるかも。 『ダーククロニクル』 自分で町をデザインするという斬新な発想が、ゲームシステムと絶妙に絡み合った隠れた名作『ダーククラウド』。そのチームが製作する新作が『ダーククロニクル』です。 今作では『ダーククラウド』のエッセンスを残しつつ、「発明」や「カメラ撮影」など新しい要素も盛り沢山。ストーリーを追うのが主題のRPGも良いのですが、ストーリーだけではなくシステムで楽しむことができるゲームと言えるでしょう。イラスト的な3Dキャラも独特の魅力があり、ストーリーの弱かった前作に比べてよりドラマティックに盛り上げてくれそうです。 発売日である11/28には『スターオーシャン3』や『テイルズ オブ ディスティニー2』などRPGのビッグタイトルが発売されますが、『ダーククロニクル』もそれらに立ち向かうだけのポテンシャルを秘めた良作であるように思います。 特に従来の「中世ファンタジー」「幻想的な世界観」「シナリオの合間に戦闘を楽しむシステム」などに飽きているユーザーの目には斬新に映るタイトルです。 僕は『ダーククラウド』の“ジオラマシステム”が非常にお気に入りでした。これは崩壊してしまった街を再生する箱庭的なシステムで、ダンジョンで入手した街のパーツを自分の好きなように配置するというのがとても新鮮でした。今回も同様のシステムが搭載されるようなのでとても期待しています。 ガチャろく 画期的なパーティーゲームということでチェックを入れました。このゲーム、50種類もあるミニゲームをこなしながら争う双六ゲームで、1人から4人まで遊べます。 注目すべきはそのゲーム性。なんと、1人がミニゲームで悪戦苦闘している間も他のプレイヤーはコマを進めたり妨害アイテムを使ったり、リアルタイムでゲームが続いていくということです。 リアルタイム性の薄い双六タイプのボードゲームに、ミニゲームなどリアルタイム性のある要素を加えたのが目新しく、みんなでワイワイ遊ぶのにとてもよさそう。ミニゲームは双六画面の上に中継画面のように表示され、何気なく技術的にも画期的なのではないでしょうか。ミニゲームでの成績と双六の戦略性がどう融合するのか、とても楽しみです。 『アークザラッド 精霊の黄昏』 人気のシミュレーションゲーム最新作がPS2で登場です。従来の2Dグラフィックから大幅な進化を遂げ、3Dでの美しいグラフィックでゲームは進行します。個人的には「グラフィックが大幅に進化!」とかの謳い文句は飽きてきた部分があるので、グラフィックだけでない『精霊の黄昏』ならではの要素に期待します。 |