蔵とラーメンの街「喜多方」
会津若松での取材を終え、喜多方に移動し、そこで宿をとった。素泊まりで朝食なし。理由は喜多方では「朝ラー」と呼ばれる朝にラーメンを食べる習慣があるそうで、それを体験すべくこの地にやってきたのだ。こういった蔵が街中に点在する喜多方 |
喜多方といえば、ラーメン以外にも有名なものがある。それは蔵だ。この日はあいにくの雨だったが、蔵をめぐる散歩をするつもりだ。
蔵のまち散策図鑑
前の晩、会津若松から喜多方へやってきて、宿をとった。宿は「あづま旅館」さん。市街の中心にあって、食事がおいしいことでも評判なのだが、あいにく素泊まりにした。朝食は喜多方ラーメンと決めていたからだ。喜多方散歩に役立った「蔵のまち散策図鑑」 |
和風旅館の「あづま屋」さんに置いてあったいくつかのパンフレットから「蔵のまち散策図鑑」を参考に歩くことにした。観光協会が制作しているようだ。イラストマップがあり、とてもわかりやすいマップである。というわけで、明日の朝に備え、早く寝ることにした。
坂内食堂で朝ラー
宿で目を覚ましたのが6時半。嫁とともに近くにある坂内食堂に出かける。ここ喜多方では「朝ラー」といって、朝食にラーメンという習慣があるそうだ。朝7時前にはすでに大行列 |
坂内食堂の開店は7時なのだが、少し早めの6時45分に店の前に着いた。そして驚いた。すでに20人くらいの人が並んでいる。この日は雨。傘をさして並んでいるのは、地元の、しかも年齢はかなり上の人たちだ。いったい、これはどういうことなのだろうか、疑問に思いながら僕と嫁はその列に並んだ。
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坂内食堂で朝ラーします!