散歩/和む散歩ルート

テレビ塔からお城までぐるりと名古屋散歩(3ページ目)

名古屋の街をテレビ塔から名古屋城までぐるりと歩いてみた。真夏の炎天下のなか、名古屋城などは観光客が多い。しかし、お堀端を歩く人は少ない。そして名古屋人は地上ではなく、地下街を歩くのだ。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド



名古屋城へ!

入場料は500円。うーむ、入場料を取るのかぁ、って思ったけど、あとから考えればけっこう安い。
というのも、名古屋城の天守が博物館のようになっていて、甲冑やら戦国武将の肖像画など貴重な資料を見ることができるからだ。
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ここが名古屋城正門の入り口

この日はお盆休みということもあってか、入場者数はかなり多い。
敷地内は案内板なども豊富で、いろいろな施設を見学できる。案内板を読むにつけ、城というのは軍事施設なんだということを実感させられる。
江戸時代を通じて、落城することもなく存在していた名古屋城だが、第二次大戦の空襲であっけなく焼失。さすがの軍事施設も空からの攻撃は想定していなかったようだ。

小天守閣と大天守閣

名古屋城の敷地はけっこう広大で、散歩するのもいいだろう。が、やはり大天守閣に展示されているものを見たい。エレベーターもあるが、階段で大天守閣を一階ずつ登っていくスタイルがいい。
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博物館になっている名古屋城の大天守閣

敷地内には工事中で立ち入り禁止の箇所も多い。まだまだ名古屋城は再建の途中なのだというかんじ。

八丁味噌のソフトクリーム

暑い日であった。ソフトクリームの売り場には行列ができていた。僕も並んでひとつ買うことにした。名古屋らしいといえば、この八丁味噌のソフトクリーム。300円。まるで、味噌の味である。うまい!
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八丁味噌のソフトクリームは300円

時刻はお昼時。場内には、きしめんを食べさせる茶屋のような休憩所があった。が、ここは大行列。きしめんの由来が書かれている看板があった。これによれば、「きしめん」の由来には諸説あるようだが、雉子(きじ)の肉を入れた麺というのがあって、ああ、なるほどと思った。かつてこのあたりには雉子が多く生息していたようだ。
行列に並ぶのをあきらめて、名古屋城を東門から出た。

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